赤いパンダはピンクの像に勝てるのか
今から30秒間「ピンクの像」のことは絶対に想像しないで下さい。
スピチュアル系のセミナーなどに行くとよくあるワークですね。
絶対に想像しないで下さいと言われると余計に想像してしまうのは潜在意識の仕業だそうです。
潜在意識は「否定系、時制、主語を判断できない」そうで、ダメと言われると余計に考えてしまうようです。
「ピンクの像」と言われた段階で一旦ピンクの像を想像してしまいますので、その後に「絶対に想像しないで下さい」と言われても、もう遅く頭の中はピンクの像でいっぱいです。
ピンクの像を想像したくない時には「赤いパンダ」が有効です。
ピンクの像と同様に実在しない動物ですので、一生懸命にやらないと想像できません。
「赤いパンダって普通のパンダの白い所が赤いのか、黒い所が赤いのか」
とか
「パンダのシッポは赤くした方がいいのか、白いままなのか、そもそも黒だったか?」
などと考えているうちに30秒は過ぎてしまいますので、課題はクリアできますね。
これって、結構重要な話なんです。
今は想像してはいけないことを「ピンクの像」にしていますが、実生活で「起きては欲しくないこと」だとしたらどうでしょうか?
「起きては欲しくないこと」なので想像はしたくないですが、一度気になり始めるとついつい想像してしまいます。
「引き寄せの法則」では意識が向いているものを引き寄せると説明しています。
つまり起きて欲しくないという意識を向けていると引き寄せちゃうんです。
なので「起きて欲しくないこと」が浮かんできたら「赤いパンダ」にあたる何かを想像するのが良いのです。
そんな時のために普段から「起きて欲しいこと」を考えておくのがおすすめです。