子曰く,「ジョン・ウィック」カッケェェ!!!
訳あって東京に11泊していたが,その間にホテルで映画気分になったのでU-NEXTで視聴。この映画観たいなと思ったとき,U-NEXT開いたらだいたいある。
P.S. 千代田区は銀杏臭い。
ジョン・ウィック(第一作目)のあらすじ
第一作目はジョンウィックという存在がもちろん初出なので,”ジョンウィックという人物はこんな感じだぜ”というストーリー展開。
基本的に裏社会の人間は全員ジョンウィックいや,キアヌを知っていて,敵対している状況の人間でさえその逸話のヤバさに敬意を払っているという描写がされる。
ジャンルはアクション映画。アクションは,銃のリロードもいちいちちゃんと見せてくれて,キアヌがとんでもなく射撃が上手いのでめちゃかっこいい。リズミカルに敵を撃っていく軽快なテンポ感。
ただ,たまに意図してシュールな戦闘シーンを入れてきてると思う。
普通に笑えるシーンがある。
作品ごとに「カンフー」と「何か」を融合したアクションを入れてくるので,それを無理やり入れたりする都合上シュールになってる時もある。
例えば,第一作目は「カンフー」と「カーアクション」。
これは普通にかっこいい。
第三作目は「馬」。
これもかっこいいんだけど,
”…敵はなんで馬狙わないんだ…?”っとこがシュールポイント。
ジョンウィックとは
第一作で敵対するキアヌの元仕事仲間の,キアヌに対する評価にこんな感じのものがある。
なんかニュアンスはこんな感じのことを言う。
そして第二作(ジョンウィック2),第三作(ジョンウィック・パラベラム)を観続けていくとキアヌに対する印象が固まってくる。
彼を一言で表すと
「執念」
なのである。「最強」ではなく。
劇中,射撃戦では間違いなく最強なのだが,しかし
接近戦になると決め手に欠けるためか,
結構殴り殴られ泥沼地べたはいずりボコボコバトル。
基本キアヌだけが連戦しているから,というのもあるし,結局だいたい勝つのだが,
”接近戦の能力ではキアヌと肉薄しているヤツ結構いそうだな”
という印象を受ける。
そしてこの印象は,作中の敵の発言やストーリー進行から,制作側が意図している印象と合致していると思う。
無名雑魚にもたまに苦戦する。
ジョンウィックの世界観
第一作目では確か,ジョンウィックの特別な世界観を表すものは,
・裏社会で使われる特別な通貨
・「コンチネンタルホテル」
でした。
第一作目ではそこまで触れられず,
”コインはホテルで使われる特別な通貨?”
”なんかホテルでバトル始めるとぶち殺される?”
ぐらいの印象でした。
しかし二作目以降,
・殺し屋界隈の秩序・ルールを牛耳る「主席」という存在
・コンチネンタルホテルには,ホテルサービスだけでなく殺し屋を支援するサービスがあり,その敷地は「聖域」指定され,安全圏となること
・コインはホテルだけでなく殺し屋界隈で高い価値を持つこと。
が明かされ,第一作目を完全にアクション映画として見ていた私は,
”ストーリーめっちゃ面白そうやん!!”
となり,今ではドはまりしています。
特にコンチネンタルホテルが聖域だという設定がクソあちぃです。
メタ的に考えると,”キアヌの寝込みを襲わせない”(さすがに死ぬので)ためにあるのかなとも思いますが,そんな制作上生まれたものであっても,
ガキ:「コンチネンタルホテルカッケェ!!!」
ちなみにタイトルの「子,曰く」は
「孔子が言うには」という意味ですが,ここでは「子」をガキに読み替えてギャグにしています。
子,曰く「ジョンウィックカッケェ!!」 (「子」だけにね…ニチャア)
みたいな。(意味通ってる?)
一応解説しときますね。
まず,「子,曰く」の部分で私たちは”お,なんだなんだ格言か?”と思います。
でも次に来るのは「ジョンウィックカッケェ!!」っていうガキみたいなフレーズ。ここで「スカシ」が完了しています。
そして(「子」だけにね…)。
子…?
なんだかよくわからなくなってきました
これちょっとギャグとして失敗しているような気がしないでもないですね。