MacとAdobeソフトでゆっくり動画を作る方法〜実践してみた

霊夢_喜び

”ゆっくり実況”や”ゆっくり解説”の動画って昔からよく見かけます。
ふと作りたくなったので調べたことをメモしておきます。

【ゆっくりの権利は大丈夫か?】

そもそも”ゆっくり”とは、東方の魔理沙と霊夢が1頭身イラストになっているのですが、これは二次創作のAA(アスキーアート)をイラスト化した三次創作に当たります。これを使っても良いか各箇所に確認いただいた結果、奇跡的に全方位から許可が降りて、二次創作のガイドラインを守っていればOKという結果になっております。

【Macでもできるの?】

まず、ゆっくり解説動画は圧倒的にWindowsの方が作りやすい。
専用の有名な便利ソフトがMacに対応していないからです。
なので、Macに仮想環境でWindowsを入れれば使えるみたいですが、なんかあとから面倒な気がするので却下。

結局、ゆっくりの声は”MYukkuriVoice”を使いゆっくり音声を作成
キャラクターはここの"nicotalk&キャラ素材配布所"さんから好きな絵師さんの素材を拝借。※ちゃんと利用規約は読んでおきましょう。
他には発症の地?ニコニコモンズなどでフリーの素材なども公開されておりますね。

そして、Photoshopで素材パーツをひとつのデータにまとめて、Character Animatorで声に合わせて表情の動きを作り、Premiere Proでそれらの素材(声、キャラの動き)をひとつにまとめて動画を作ります。
Adobe CCのコンプリートプランに入っておけば便利ですね。

こちらの動画を参考にさせていただきました↓

自分の瞬きや口の動きに合わせてゆっくり霊夢の表情が変わるのは楽しいです。これが噂の馬美肉ってやつでしょうか…!
しかし! 慣れないChの編集が大変だったので、結局は ”口パクと静止画と使いそうな各種表情” の動画を数パターン出力しておいて、premiereでキャラ動画素材として切り貼りして使うことにしました!(解決)
口の動きがセリフと合わないけど良いよね。
(…すごい人は、自分の声をリアルタイムにゆっくり音声に変換させて、表情も同期させることもできるみたいです。)

【声の設定】

MYukkuriの魔理沙の声の設定がよくわかりませんでした。
それっぽい声にして使ってます。
・霊夢が「aq10-F1 (新ゆっくり)」の各パラメータは100
・魔理沙が「aq10-F2 (女声2)」のパラメータ設定が、高さ85、アクセント150、他100
が近い気がしました。
編集者によって設定している声は異なるので、好きな声にしたら良いと思います。3次創作ですし。(妥協しました)

【シナリオ作成】

道具が揃ったので、あとはシナリオを考えて作り込むだけです。
トークのシナリオを作るには、小説や演劇を作り込む時のように、キャラクターの呼び名や関係性、性格などを一覧の表にまとめておくと作りやすくなります。
実況でも解説系でも、起承転結やピークエンドの法則で動画の盛り上げ方、飽きさせない工夫を意識してシナリオ構成しないと視聴維持率が下がってしまいます。
あなたの作りたいジャンルの ”ライバルたち” はどのような動画を出しているのかリサーチすることも大事ですね。
強いライバルが多ければその市場は参入が難しい場合もあります。
別のジャンルを探してみたり、テーマを複数掛け合わせて独自のジャンルにずらしたりと作戦を練ってみましょう!

さいごに、私もゆっくり動画を作るべくして上記の準備を進めてきました。
これからジャンルをリサーチして動画内容を考えたいと思います。

この記事が誰かのお役に立てば幸いです。

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