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T'S BAR 50夜 NICK DeCARO
Italian Graffiti / NICK DeCARO
AORで聴きたいアルバムはまだまだあるのですが、今夜は少し古いものでゆっくりしようと思います。
昨夜、JAYE P. MORGANさんでカバー曲を聴いていて、次はこれかなと思い出したのが、ニック・デカロさんです。
このアルバムは、ニック・デカロさんのデビューアルバム。
アーティストと言うよりも、アレンジやプロデュースの方が本業なのでしょうか、内容は、60-70年代ポップスの名カバー集になっています。
取り上げられているのは、メジャー・ヒットした曲と言うよりも、地味めな佳曲ですが、スティーブン・ビショップ、スティービー・ワンダー、ジョニ・ミッチェル、トッド・ラングレン、ランディ・ニューマン、、、私の好きなアーティストばかり。ニックさんとは気が合いそうです。
ストリングスを多用したり、コーラスが美しかったり、スローなテンポだったり、全体的に洗練されたメロウな仕上がりになっているせいか、AORはこのアルバムから始まったとの評価もあるようです。
個人的には、スタンダード・ポップスという印象が勝ってしまい、これをAORと呼ぶのは微妙な気もしますが、良いアルバムであることは間違いありません。
センチメンタルな曲でも感情に溺れず、淡々とクールに振舞っている感じが心地よく、改めて聴いていて、今、私の中での評価がぐんぐんあがっています。昔の印象よりもいい感じです。
Spotify に、このアルバムはありませんでした。
代わりにどなたかが作られたプレイリストを貼っておきます。
聴いているのは、こっちです。