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T's BAR 10夜 JOHN MAYALL

Blues Breakers with Eric Clapton / JOHN MAYALL

夕方から、お仕事の関係で新しく出会った方と、音楽談義。
幅広い見識と衰えない野望に気持ちが若返りました。

その方の音楽的なルーツは60年代、70年代のアメリカのブルースということで、私とは少々違っていたのですが、だったらと思って、今夜選曲したのがBlues Brakersです。

私も同じく、60-70年代の洋楽が音楽的なベースにあるとしても、どちらかというとアメリカよりもイギリスだったかなぁ、と。
(どれがタイトルで、どれがバンド名だか、よくわかりません(汗))

イギリスのブルース・バンドなんて邪道かもしれませんが、私は魅かれました。
クリーム結成前の若きエリック・クラプトンが弾きまくっている、傑作アルバムです。
40年以上前の演奏ながら、今のアーティストでもこれを凌ぐのは難しいのではないか、と思えるほどの生々しさを感じることができます。
嫌な言い方かもしれませんが、目の前でこれを聴かされたら、「金を払わせろ」と言いたくなりそうです。

エリック・クラプトンがギタリストとして余人を持って代え難かったのは、この頃からクリームまでだったと言ったら言いすぎでしょうか。
商業的なモテキはもっと後だとしても、この時期のクラプトンのオラオラ感は凄いです。

日本の中学生だった私には、アメリカのブルースとの違いを感じて批判的に語るような素養は無く、ただただ、このギターサウンドにやられたのでした。