地元、秋田の魅力をtwitterで発信する高校生
伊藤 未桜さん、秋田県秋田市在住の高校3年生、フォロワー700名を超える秋田の魅力を発信する内容でtwitterを運営している未桜さんに、地元秋田への想いを聞いてみました!
嫌いだった秋田を大好きになるきっかけがありました
Q:自己紹介をお願いします
はい、私は秋田県秋田市に住む高校3年生です。部活はバトミントンをやっていました。現在は大学受験に向けて準備中です。3人兄弟の長女です。
Q:秋田の魅力を伝えるTwitterは、どのような想いがあって立ち上げたものですか?
はい、私は高校3年生の5月~8月に、「FROMPROJECT 秋田」という国際教養大学学生主催のプログラムに参加しました。高校生が自分でプロジェクトを立ち上げ、実行していく、というものなのですが、その中で、自己分析や、自分自身の過去を振り返る、というワークがありまして、そこで、地元秋田を愛する新しい自分に出会うことができました。
それまでは秋田が嫌いでした。田舎だし、人も少ないし、秋田が嫌だなと思っていました。しかしこの活動に参加してから自分の身近を振り返ることができ、今まで当たり前すぎていたものに目を向けることができました。たとえば、秋田のお祭り、竿燈祭りや、きりたんぽなどの伝統的な料理などについてちゃんと目を向けてみたら、そこに長い歴史やその時代を生きてきた人たちの想いなど、今まで知らなかった魅力にどんどん気が付くことができました。そういうものが自分の身の回りに、秋田という土地にたくさんある事に気が付きました。今まで秋田を嫌っていた自分を恥ずかしく思いました。
自分が気が付いた秋田の魅力を多くの人と共有したいのと同時に、自分が、嫌いだった地元が好きになることができたのなら、他の地域の人にもその可能性があるのだと思い、人と人の輪を創っていきながら、その一端が担いたいと思い、Twitterを立ち上げ、運営しています。
Q:未桜さんが思う、秋田の魅力や秋田人の魅力は何ですか?
秋田には温かさがあります。
子どもが学校に行く途中、地域の人が声をかけてくれる、地域の交流がさかんなど、人と人の繋がりを大切にしています。
これは私の考えですが、秋田は少子高齢化や人口流出などネガティブな問題を抱えています。それが、逆に人の輪を創っていこうとする動きや、人と繋がりたい、という温かい想いに繋がっているのではないかなと思っています。
Q:最後に、このマガジンの読者の方へメッセージをお願いします
秋田リライズ・ニュースを見た時に、こんなにも秋田を応援してくれる人がいるんだということを知ることができて良かったです。秋田に少しでも興味をもってもらえたら本当に嬉しいです。
また、秋田はIターンやUターンや移住者も多く、秋田の人もほかの地域へ移り住むなど、人の流れが激しいと思います。秋田の人が県外に出て秋田の良さを少しでも多くの人に伝えられるように、地元の良さをもっともっと知ってほしいと思います。
未桜さんの活動はこちらで見ることができます↓
未桜さんがTwitterを立ち上げるきっかけとなった「FROMPROJECT 秋田」の内容はこちらで確認することができます↓
秋田の魅力を発信していく活動を通して、自分から積極的に表現することの楽しさや大切さを学んだという未桜さん、教育の在り方に対する問題意識をもちながらも、将来的には秋田の良さ、日本の良さを世界に発信できる自分になりたい、という素敵な夢を聞かせてくれました。聞いている私もワクワクし、未来に明るい希望を感じました、ありがとうございました!