第14章 【まとめ】トレード戦略の立て方について
この章に関しては、私がトレードする前のルーティンを説明することでどのような戦略を立てているかというのをご紹介したいと思います。
トレードは“エントリーするまでで9割の仕事が終わる“と言っても過言ではありません。
大切なのは、「勝率の高い戦略を立てて、それを確実に実行すること」です。
そしてうまくいった場合でも、うまくいかなかった場合でも検証や分析を行い次の反省点として活かしていけば、必ずFXで利益が出せるようになります。
トレード戦略の立て方(エントリーするまで)の手順とは?
①監視通貨ペアを選ぶ
②監視通貨ペアの日足、4時間足、1時間足の相場状況を確認する
③エントリー方法、利確(損切り)方法、タイミングを決める
④経済指標、国際情勢などの確認をする
⑤サインが出るまで待つ
〜①監視通貨ペアを選ぶ〜
「第8章 【初心者向け】トレードすべきではない通貨ペアの特徴を把握しよう」で紹介していますが、まずは選んではいけない通貨ペアはもう一度確認しておきましょう。
・水平線の利食いに到達していないか
・ボリンジャーバンドの±2σ付近を超える大きな価格変動が起きていないか
・ローソク足にきれいな水平線が引けるか
が、ポイントでしたね。
~②監視通貨ペアの日足、4時間足、1時間足の相場状況を確認する~
「第4章ー4 波の基本とは?マルチタイムフレーム分析について」でも紹介していますが、重要なのは”週足や日足、4H足、1H足が同じ方向に向いているとき”が一番勝ちやすいんでしたね。
できるだけ黄金パターンに近い通貨ペアを選びつつ、長期足と同じ方向に向くエントリーポイントを探すようにしてください。
最初は、長期足の模式図を参考にエントリーできるタイミングを見つけておくことが大切でした。(「第9章 トレンド相場におけるトレードをマスターしよう」)
そのあとに短期足にドリルダウンしてき、エントリーのポイントについては、長期足のトレンドに従って、発生しているレンジから引ける水平線を目安にエントリーするのがよかったんですよね。(「第6章 エントリーポイントの基本形と実践形を見極める」
~③エントリー方法、利確(損切り)方法、タイミングを決める~
「第7章 利食い(損切)ポイントの基本を見極める」でエントリーの後の利食いや損切の位置をきめることも重要でしたね。
状況によって、それらは微妙に設定を変える場合もありますが、相場が反転するタイミングで決済するのがポイントでした。
・長期足(月足、週足、日足、4時間足)の意識されている水平線。
・大きく伸びたローソク足の半値。(勢いのある相場の場合)
・長期足(月足、週足、日足、4時間足)のボリンジャーバンドのMAや±1、±2σの平均線
このあたりが重要でしたね。
~④経済指標、国際情勢などの確認をする~
ファンダメンタル的要因の注意事項というのもあります。
これは「第16章 通貨ペアが関連する祝日や時間帯の注意点とは?」でご紹介いたします。
~⑤サインが出るまで待つ~
最後には、エントリーできるタイミングまでしっかりと待つことが大切でした。その時は水平線に抵抗していることを確認してからエントリーすることが大切でした。(「第13章 レジサポ転換したと判断するローソク足のパターンとは?」)
これも3パターンに分かれていたので、どのパターンになるのか、しっかり見極めてからエントリーしましょう。
以上、ここまでの流れがエントリーするまでの流れとなります。
エントリーしたあとはOCOで、利確と損切設定すればもうあとは待っているだけですので、比較的ストレスフルでトレードすることができます。
皆さんも、自分の生活リズムに合わせて無理のないチェックリストを作成するようにしてください!
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