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第15章 トレード日記のつけ方とその分析方法について

皆さんは、トレードの後の分析がしっかりできていますか?

同じような場面で負けを繰り返したりしていませんか?

今回は、そんな負けトレーダーだった私が「どのようにして負けないようになったのか」という奥義について紹介したいと思います。(奥義といっても負けるときは負けるんですが、トータル勝ちにもっていった方法です!)

それはずばり、”トレード日誌をつけよう”ということです!


~日記をつけるメリットとは?~

冒頭にも書きましたが、特に初心者の方は同じような場面で「またやってしまった」という経験が多いと思います。

飛び乗りエントリーであったりとか、チャートが動かない時間帯なのに、エントリしてしまったとか…

人間は失敗を繰り返す生き物ですので、仕方ないのですが、同じ失敗を繰り返してしまったら、一生勝つことは難しいです。

そのため、「どの場面で勝ちやすいのか」「どの場面で負けやすいのか」というのを明確化することで勝ち続けることができるようになります。


~具体的な日記の書き方とは?~

書き方としては、以下のものを書くことをお勧めします。

1)通貨ペア

2)時間帯

3)環境認識

4)エントリーした根拠

5)利確(損切)した根拠

6)結果

7)その時の心情

この時のポイントは、7)その時の心情をしっかり記録することです。例えば、テクニカル分析がうまくいっていても、お酒を飲んでいたり、暇すぎてしまったり、自暴自棄になってしまうと無駄にエントリーしてしまう方もいます。

自分では気づきにくい自分の性格を把握するためにも、心情は書くようにしましょう。

ーーーーーーーーーーーーーー<具体例>ーーーー-----------

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今回はうまくいったが、15分足のローソクにばらつきがあってハラハラした。三角持ち合いで価格帯が上下にうごいているため、もう少し利食いを早めにすればよかった。利確はOCOで決済されていたので、特に動揺などはなし。

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~日記が続かない理由とは?~

その理由は大きく4つに分けられます。

①メリットや効果が実感できていないから

②完璧であろうとしすぎるから

③記録できるもの(日記帳やペンなど)を持ち歩いていないから

④どうやって書いたらいいかわからないから

①に関しては、ある程度トレードをした人なら必ず壁にぶち当たります。私も、トレードで上手くいかない場合は「なぜうまくいかないのか」を必ずトレード記録を見返したり、MT4で検証をするようにして、自信を取り戻すようにしています。悪いことはないので、騙されたと思って継続してみてください。

②完璧であろうとはしてはいけません。なぜなら、投資の世界では、チャートしか正しいものはないからです。ある程度不確定要素があることは念頭においてください。

③記録できるものは何でもいいです。私はスマホで大まかな記録をとっていて、週末にまとめて理由なども整理しています。

④書き方がわからなくても、自分のやり方で書いてみましょう。そして、それがあっているかどうかわからない場合は私に連絡してください。一人で悩んでいても、間違った環境分析をしていては成功しにくいです。


~日記を続けるコツとは?~

コツは以下の4つですね。

A)日記を書く目的を明確化しよう

B)記載する内容を決めてルーチン化しよう

C)5秒以内に記録がとれるようにしておく

D)1か月はまずは続けて、変化を実感しよう

これらは、日記が続かない方が参考にしてみてください。日記はなれればつける必要はないと思いますが、初心者の方や、負けから抜け出せない方はまずやっていただくことをオススメします。


~最後に~

いかがでしたか?

実は勝っているトレーダーというのは、自分にあったシンプルな手法(王道パターン)を継続して繰り返しているだけです。

苦手なところは手を出さず、勝率の高いところだけトレードする。

これを実行するために、自分の性格や特徴をまずは明確化してみましょう。


わからないことがありましたら、いつでも私にご相談ください^^

それでは!

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