もっと小さなことについて書きたい
noteを書いていると、どうにも大きなことや、自分なりの結論とか、決意とかを、書きたくなってしまう。というか、書かなくてはいけないんじゃないかと思ってしまう。
私は何かといろんなものを結びつけて共通点を見つけ出したくなってしまうタチで、共通点を見つけないとなんだか結論が出ないような気がして落ち着かない。
結論のない話ほど人様に読ませてつまらない話もなかろう、と、なんとか、結論を出したくなってしまうのだ。
しかし、自分が読む分には、そう毎度たいそうなことが書いてなくても楽しく読めてしまう。
それに毎度たいそうなことを書こうとすると、ネタも無いのでなかなか筆が進まない。しかし書くこと自体が楽しく、癒されるので、書きたい。でもネタがない。
もう少し日常の小さなことについて書けるようになりたいものだと思う。
なんでもない出来事からちょっと考えを遊ばせて出てきた独り言のような記事のほうが読んでて面白かったりするし、才能を感じる。
せっかくだから、ふふっと笑ったり少しあたたかな気持ちになれるような記事を書きたい。
そういう記事を書けないのはきっと自分が日常にちゃんと注目してないからだと思う。ささいな出来事、観察したこと…。お箸が机から落っこちた、という出来事に対しても日頃から「チッ拾わねば」程度にしか考えてないから何も浮かばないのだ。箸といえば…とか、落っこちるといえば…とか、なんでも連想できそうなものなのに、出来事に対して頭の中で遊ぶ余白が無い。
もともと雑然としているタイプではあるが、だからといってそれで楽しく遊ぶことをしていない気がする。本来雑然としてるのに、無理やり整理する努力ばかりしてるものだからすっかり遊びを忘れてしまったような気にもなる。
何を努力すれば良いのか、結論が出るには時間がかかりそうだが、日常生活の解像度を上げて、よく観察してみようと思った師走の午後なのであった。
(あ、また決意表明してしまった…)