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旅行|長野|本に囲まれてお籠もりステイ

こんばんは、さもんです。
2024年もあと少し。今年は個人的にいろんなことがあったので、ゆっくり時間をつくって振り返りをしたいなと思い、温泉宿に引きこもって来ました。

ゆっくり1年を振り返るためのお宿選び

今回のお宿選びのポイントはこちら。

  • 東京から新幹線 or 電車で行くことができる

  • おひとりさまOK

  • 静かである

  • ごはんが美味しい

  • せっかくなら雪景色が見られる

いろんなお宿を見ているなかで割と即決!
選んだお宿は 長野県・蓼科親湯温泉 でした
3万冊以上の蔵書が出迎えてくれる、文人たちも愛したお宿とのこと。
執筆に籠る文人さながら、私もここでお籠もりステイをすることにしよう。


都会から田舎へ、車窓の移り変わりを楽しみながら

宿までは特急あずさで新宿駅から2時間◎茅野(ちの)駅で降ります。茅野駅からは送迎バスあり。
往復1万円で非日常空間に行くことができるの、満足度高いな~!
全席指定だからえきねっとからの事前予約はお忘れなく。
あとお手洗いは電車で済ませて降りたほうがよいです。駅には公衆トイレしかなかった。ぷちお役立ち情報になれたらいいな。笑

無料送迎バスの時刻表。12:00に到着して14:00に出発すると26時間滞在できちゃうね

到着すると大正時代にタイムトリップ

送迎バスに乗ってお宿へ向かうこと30分。
到着すると大正ロマンの雰囲気溢れるロビーが出迎えてくれます。
スタッフさんが1組ずつ付いてくれて、ホスピタリティも高い。

2019年にリニューアルして館内はとても綺麗。

チェックインの際にはウェルカムドリンク。長野県らしく、シードルをいただきました🍎 14:00~16:00の間に到着するといただけます。

蔵書とシードル、おしゃれ~~

スタッフさんから宿のいろんなご説明を聞く。
ふむふむ、岩盤浴もあるし貸切露天風呂もあるし、何やらバーもあるとのこと。お籠もりステイといいつつ、宿でできることはたくさんありますな。

岩波文庫の創業者の方はおとなり諏訪市のご出身とのことで、岩波文庫の回廊もありました
お部屋は和室 清流亭を選びました

お部屋についたら早速この2日間の過ごし方をプランニング。
まずは夜ごはんに向けて、プラネタリウム岩盤浴にまいりました。
じんわり身体の芯からあたたまって、冬の寒さから解放される時間。

そしてあっという間に時は経ち、お待ちかね!夕食の時間です。ごはん処はなんと完全個室。ひとりでもふたりでも、食事をゆっくり楽しむことができますね。
夜ごはんのメニューは「蓼科 山キュイジーヌ」。洗練された食材と味付けに大満足です。長野ワインも2杯いただいちゃいました。

艶やかな信州料理が出迎えてくれます。レバープディングが最高でした
信州牛と安曇野産きざみわさび。
上品な味わいで満足感が高い。

夜ごはんのあとは、ロビー「みすずLounge & Bar」でお酒をお供に読書を楽しみました。暖炉で火が爆ぜる音、美味しいお酒。本の世界に浸るには最高の空間です。

ふと手に取った本が、背中を押してくれる本でした。そんなふとした出会いも嬉しいね。

たくさんの本の中から気になった本を読むもよし。読みたかったあの本を読むもよし。
なにせ3万冊以上もあるので、まずは到着したらぐるっと一回りして、気になる本を手に取っていくのがいいかもしれません。
文庫本だけでなく、哲学書や雑誌まで、さまざまな蔵書がありました。

今回の旅で手にした本たち。宿でホテルが舞台の本を読むのも赴きがあった

温泉と食事と読書に癒され、あっという間に就寝の時間。
近くの川のせせらぎを聞きながら眠りにつきました。
朝起きて障子を開けると、雪が降っていました。

冬の醍醐味、雪見風呂。
なんと山のなかをカモシカ?が歩いていました

朝ごはんは品数たくさん、信州野菜のサラダバーもあって1日の始まりに最高のごはん。
朝ごはんを食べたらまたロビーの暖炉の前で読書に戻ろう。

温泉で温まったあとの、品数多い幸せ朝ごはん

本を読みに行ったら一泊していた、そんなかんじの宿

一人旅って実はちょっと苦手だった。シーンとする時間がどうしてもできてしまうから。でも本を読む時間として過ごすと、ごはんを待つ時間も、お風呂から上がってほてりを覚ます時間も、周りが気にならなかった気がする。
お籠もりステイの正解、このお宿なのでは…!?
そんな私のおすすめの宿での過ごしかたはこちら。昼食にそば粉ガレット(2,200円)を追加し24時間滞在しました。この過ごしかた、超おすすめです…!

◆1日目
12:00|新宿駅出発
14:05|茅野駅到着、駅のお土産屋さんで今夜の読書のお供探し
14:40|茅野駅から送迎バスに乗車
15:10|宿に到着、チェックイン手続き・貸切露天風呂予約
16:00|プラネタリウム岩盤浴・お座敷風呂 @地下1階
17:30|夕食 @3階 宴どころ みすゞかり
19:30|読書 @2階 みすずLounge & Bar
21:30|大浴場露天風呂 @地下1階
22:00|就寝
◆2日目
08:00|貸切露天風呂 @地下1階
09:00|朝食 @3階 宴どころ みすゞかり
10:00|読書 @2階 みすずLounge & Bar
11:00|チェックアウト手続き、そのまま読書に戻る
12:30|昼食 @2階 みすずLounge & Bar
14:00|宿から送迎バスに乗車し茅野駅へ

本を読んで、温泉に浸かってあったまって。そんなことを繰り返しているとあっという間に時間が過ぎました。次は2泊で来たいな。

欲張りな私は次はこれを持参する

そして次来るときには、これを持っていく!というものをメモとして記録しておきましょう。

  1. 読書のお供(お菓子・ナッツ類)

  2. ドリップコーヒー

  3. スピーカー

お部屋へは持ち込み可能だったので、お部屋でお菓子を食べながら読書するのもよかったな、と思いました。また朝の読書タイムにコーヒーが飲みたくなったのだけどお部屋にはおいていなかったので、茅野駅のお土産屋さんにあるコーヒーを買っていくといいかも、なんて思いました。

選ぶのが楽しい駅のお土産コーナーにあるコーヒーたち

ちなみにみなさん静かななか読書できますか?私はほどよくBGMが欲しい人なので、お部屋で読書をするならスピーカーもっていってもいいな、とも感じました。より充実した時間を過ごすためのプラスワンアイテム。

いろいろ書いたけど、本当に素敵なお籠もりステイになりました。宿+交通費、これで5万円以内なの満足度高すぎない!?!?
自分と向き合う時間、日常から離れてゆっくりする時間、そんな時間をつくりたい人はぜひ行ってみてくださいね~

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