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ZOOM UP Vol.18
Sydney survivalという小さなコミュニティで行なっているZOOM UP企画があります。ZOOM でMeet upからきている造語何ですが、簡単にいうと新しい繋がりを生む場所です。
今回は、第18回目のゲストスピーカーとしてシドニーで美容サロンを経営するKazuhoさんに登壇していただきました。
シドニーで経営者になるまでのストーリーをお話ししてくださり、最後にはちょこっとお得になる美容師への声がけ情報まで、、、ありがとうございます。
ゲストスピーカーの方には、ご自身のこれまでの人生、今行なっている事業(仕事)、英語を話せるようになるまで、参加者の方に伝えたいことを90分の中でお話いただいています。
Kazuhoさんがシドニーに渡豪するまで
Kazuhoさんは、東京都に生まれ三人兄弟の末っ子で、中学生の頃から美容師になると決めていたそうです。
(たしか)高校卒業したタイミングで近所の美容室で働かき、夜間学校に通う日々を過ごし、その美容室でNo.1になったとか。
この話を聞いて、夢を持ち何かを成し遂げた人は厳しい環境でやり遂げてきているなと思ったんですが、この考え方には少し違いがあるなと思いました。
“厳しい環境に飛び込むから成し遂げた”ではなく、“成し遂げるために行っていたら、厳しい環境にいた”でもあるなと思いました。
よく厳しい環境に身を置けと言われます。
“厳しい環境に身を置けば成功する”というのは、僕は嘘だと思ってます。ここには、厳しくて自分が目指すものがある環境であることが大切だなと思いました。
話を戻すと、その美容室でNo.1になり、沖縄で3年近く活動し、そこから海外でチャレンジしようと決めたらしく、英語0で海外に旅立ちます。まず、英語0で海外に飛び立つ事が良いとは思いません。(僕もほぼ0だったけど)
でも、海外に求めるものがあるのであれば、英語0でもいいなと思いました。というより、行動してしまった方が早いなと思います。
結局、0でも良いで落ち着きましたが、僕の場合はサッカーをするだったので、言ってしまえば言葉よりもプレーで信頼が勝ち取れるので、行動できた部分もあるかもしれません。
現に今は、ローカルで働きたくて英語を学んでいるので、コミュニケーションを取るために英語を学んでいます。ローカルで働きたい、を目標にしているのなら、英語は勉強してから来ても良いのかなと思います。
渡豪してから感じた違い
実際にKazuhoさんも渡豪してすぐ、運良く現在のお店で採用され、指名・売上1位をとり店長、そして経営していると言っていました。
英語力は、最初の2,3週間だけ語学学校に通い、後は現場で覚えたそうです。
そこでこんな質問をしてみました。
日本の美容室とシドニーの美容室の違いはなんですか?
Kazuhoさんは、やり方とかカットとか業務的なことに大きな違いはないと言っていました。
唯一違うところは、業務時間だと。
日本の美容室で働く新人のイメージは、朝早く来て練習をして、夜遅くまで練習をして、また次の朝早く来てと厳しいイメージですが、シドニーだと違うそうです。
新人だろうが、時間通りに終え、帰宅できるそう。もっと上手くなって欲しいという思いもあるけれど強制もできないから、その点が難しいと言っていました。
美容師の方を褒めちぎる
話題が大きくずれますが、ZOOM UPには三択クイズがあります。
これは、ゲストスピーカーとオーディエンスが同じ空間に入れるようにする為に始まったもので、なかなか盛り上がります。笑
クイズが終わり、
“Kazuhoさんが美容師はやっぱり褒められると嬉しいんです”とおっしゃった後に
もし、シャンプーをより長くやって欲しいのであれば、シャンプーをやってくれる人を褒めちぎってくださいと耳寄りの情報をくださいました。
ここで、コメント欄も大いに盛り上がり、穏やかな空気が流れたんですが、
美容師の方はやっぱりトークが上手だな〜と思いました。初対面の参加者20名と一気に距離を詰め、警戒心をとき、ちょうど良い距離感を保つ技術は、うらやましい限りでした。
まとめ
実は、今回のZOOM UPは一ヶ月ぶりでした。それなのに、20名の方にご参加して頂き、新しい方も2,3名参加して頂き、本当にみなさんに感謝しています。
何より、ボランティアでゲストスピーカーを引き受けて頂いている方々にも、本当に感謝をしています。
僕が忘れてはいけないことは、
参加人数×90分=総時間
です。
ただ、皆さんが参加してくださっているのでは無く、この時間を頂いていて、良い時間にするという義務があります。
もちろん、ゲストスピーカーの方がいつも無条件で良い時間にしてくれているのですが、円滑なアテンド、良い雰囲気作り、コミュニケーションを取りやすくする、などまだまだやらなきゃいけない事があることを再確認できました。
10月は毎月の目標である、ZOOM UPを2回行う事ができるので、しっかりと行いたいと思います。