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コミュニティから就職へ。新しい採用のあり方
これからの時代は100年時代と言われ、100年生きる人が多くなる。
そうなると3ステージ(教育⇨仕事⇨引退)ではなく、マルチステージ化(教育⇨仕事⇨学習⇨仕事⇨引退)になると言われている。
つまりは、キャリアを2,3個持つという事になる。
キャリアチェンジをする上で、再学習と再就職は当たり前になる。
そうなると、学習する場所(セミナー、オンラインサロン、専門学校)、就職先(アウトプット、企業、個人事業)を確保したり、繋がりを作ったりするの事も大切になる。
学習場所に関して言えば、オンラインで見つけてお金を払えば加入できる。つまり、学ぶ事はいつでも、好きなタイミングでできるから簡単である。
それに対して就職は、難しい。学習と比較すると自分が好きという理由だけでは働くことができない。なぜなら、採用(面接)というフィルターをくぐり抜けていかないといけないからだ。採用側の判断が加わってしまい、自分の意思だけではどうにもできない。
ここで一つ考えたことがコミュニティからの採用である。
現在では、オンラインサロン内で仕事を投げ合い協力していく事が行われていて、ある意味一つの採用(受注)になっている。
そこにあるのは、能力(スキル)×人間性(人柄)である。つまりは、能力がないと受注できないという事で、それ以外の人たちは蚊帳の外に近い。
僕は、能力は向上できると思っている。
そう考えた時に、その人の可能性(人柄)で勝負できる環境を作りたいなと思った。
コミュニティ採用
ここから、僕が携わっているコミュニティの話をしたい。
留学生のコミュニティとして活動を行なっている。
今回で言えば、再学習者(語学)の人たちのコミュニティという位置にいる。
ここでやりたい事は、再学者を就職までもっていくこと、コネクション・チャンス(再学習者と企業)を作る事である。それが、コミュニティ採用である。
先ほど、再学習をしたとしても最終的には採用というフィルターを通るという話をしたが、この採用のフィルターにたどり着くまでには
・求人サイトを使う
・リクルート企業を使う
・企業に直に連絡をする
・個人的なコネクションを使う
が考えられる。
では、どのルートが採用される確率が高いだろうか。
きっと企業を介した方が確実性は高くなるともう。
企業の信頼度、実績、企業のコネクション数を考えるとダントツではないだろうか。
ただ、問題としては、マッチング具合と採用条件がある。
リクルート企業を介して紹介されるのには、まずその企業のフィルターを通らなくてはいけない。そのフィルターに引っかかってしまったら、希望する企業、業種にすらたどり着けずに終わる。
なぜ、そうなるのか。
リクルート企業にもクライアントとの信頼関係があるからだ。
僕は、ここに入り込める余地があると考えている。
ここに割って入っていくためには、コネクションが一番武器になる。。俗に言う、コネである。コネと聞くだけで、ズルイイメージがあるが、コネは一つの武器と考えるべき。
戦場に敵が槍で挑んできて、自分が銃もっていたとする。銃を使えば優位に勝つ事ができるのに、それを手放しわざわざ、槍に持ち替えてフィフティーフィフティーで戦うする馬鹿はいない。
それと、なんら変わりは無い。自分が手にしたいもの(仕事)をできるだけ高い確率で取りに行くのが一番良い。
話を戻すと、コミュニティ採用は、リクルート企業のやり方と関わり方が少し異なる。コミュニティ採用とは、両者(再学習者と採用側)が同じ時間を過ごす事になる。
今回、実はコミュニティから1名の方が採用に至った。
採用までの経緯は、
ZOOM UP ⇨ セミナー ⇨ コネクト ⇨採用
まず、採用側の方が講師としてWebマーケティングセミナーを行なってくださった。2時間×3回の計6時間。質疑応答の時間もあり、講師と参加者にはお互いの認識も芽生えていた。つまり、知り合いまでの関係性が出来た。
知り合いではあるが、お互いに不信感は無い。お互いに、近い関係性を感じている。ここがポイントであると思う。
その後、講師の方の仕事になり手伝ってもらいたい事があり...と言うお話もあった。この時点では、デプス調査に近いアンケートのお願いであったのだが、少しお話を進め、僕が”お仕事で関わることは難しいですかね”とお願いをしてみたところ、マーケティングに興味がある方がいれば、と言うことでお仕事までつながった。
この実例から、互いにメリットはあると感じた。
採用側
・数時間を共に過ごしコミュニケーションを取ることでおおよその人柄がわかる。
・自身のカテゴリーでセミナーをすることで、興味ある方かどうかわかる。
・コミュニティの特徴が前提としてあるため、それに沿っている人がいる。
つまりは、自身のフィルターにかける事が出来ていてアンマッチが起きにくい状況が作られている。書類審査、一次面接、二次面接を飛ばす事ができ、手間を省く事ができる。
参加者側
・専門的知識を習得する事ができる。
・コネクションができる。
リクルート会社とかを介さずに直で出会う事ができ、コミュニケーションを取る事ができる。つまり、関わる前によく知る事ができる。
まとめ
これからマルチステージ化になると、キャリアを多く持つことになる。そうなってくると、それに合わせ採用のあり方も多様化するとマルチステージ化がより一般化する事ができると思う。
そして、実際にコミュニティ採用を行なってみて、もっとコミュニティ採用が当たり前になってもいいと思った。
コミュニティにはそれぞれ特性もあるし、すでにフィルターをかけてある。履歴書から選別して、面接という流れがいらなくなり、お互いハッピーであると思う。
これをSydney survivalではチャレンジしていこうと思う。
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