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サミーのお里

2010年3月20日

おとといサミーのお里に行ってきました。
誰よりもよくグロを知っていて、サミーを取り上げたブリーダーのところへ行ってきました。パピーもいるからパピーの若いパワーを頂こう!

連休の土曜日は恐るべし。
混んでいるし、なかなかつかない。
まあ、ドライブだね。

近くまで来ているのに、迷った。
今のカーナビはいまどき古いCDナビなんで、目的地までたどり着けない。
途中まではカーナビ、後は私の記憶になるか、ちょっと違う道に出て
なかなかつかない。
お蕎麦屋さんに、道を聞いて、やっとたどり着いた。

犬たちが吠えだす。
いつもより、多い。
そこではペットホテルもしているので、連休の影響で
いつもより沢山預かっている。

犬たちの騒ぎでブリーダーが迎えに来てくれた。
サミーを母屋に上がると、貫禄なおばあちゃまが。

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もうすぐ16歳になる。
サミーの直祖母はメリーばあちゃん。
そのメリーばあちゃんの姉妹の犬。
いまだにしっかり自分の足で立っています。

ブリーダーからいろいろサミーの症候に対してアドバイスをもらう。
獣医さんよりブリーダーのアドバイスの方が納得できる。
沢山グロを見て、沢山出会いと別れを繰り返したから。
たいだいのぐらいフードは炭水化物が多い。そうなるとサミーの体に行き渡らず、肉腫を大きくする。

ブリーダーからのアドバイスは以下の通り:
いくつか補足しておきます。まず炭水化物は腫瘍の栄養になってしまうので、極力減らし、なおかつサミー自身に必要な量を、ということで処方食を
勧めています。アーチ、アンジーの場合には年齢的なことと、また仕事を
している犬ではないことなどから、悪性腫瘍と診断がついた段階から鶏肉や
卵や乳製品中心の食餌に変えました。徐々に食欲がなくなる病気なので、
たんぱく質メインというのは助かりました。
サミーはまだ若いしお仕事中なので、処方食(療法食)を探して与えてみて
ください。プラスたんぱく質を多く取らせるといいと思います。

そういえば、サミーは以前より異常な食欲があるが、前より少しやせてしまった。食糧をこの1カ月増やしたが、一向に元に戻らない。

これからはたんぱく質のものを増やしてあげると、肉腫にはいかず
サミーの体に行き渡るようになる。ヒルズn/dをあげるといいよ。
ブリーダーからのアドバイスは以下の通り(自分のメモとして)

n/d以外でも蛋白質として、鶏肉(むね肉がよい)牛肉(安い赤身がよい)豚肉(これも安い赤身で)白身魚、卵(黄身だけならおなかは壊さないし、生でも好んで食べるはず)乳製品(チーズ、バター、ミルク、ヨーグルト)をどんどんあげてください!もちろん業務用の冷凍もので充分です>肉・魚類。どちらもボイルして与えます。

あとサプリメントはここが安くて便利です。

βグルカン
http://www.qolqol.com/prdlist.asp?L=10009

抗酸化作用・アスコルビン酸(ビタミンC)
http://www.qolqol.com/prdlist.asp?L=20173

抗酸化作用・トコトリエノール(ビタミンE)
http://www.qolqol.com/prdlist.asp?L=20593

コロストラム(免疫力を高める)
http://www.qolqol.com/prdlist.asp?L=10012

サプリメントは長く続けないと効果が現れないけど、副作用が無いから適宜与え続けます。

サミーの母であるアーチママは
2003年 4月7日に余命三日を宣告されたんです。
3月26日にサミー達の次の子達を産んで、4頭の乳飲み子を育てていた
アーチでしたが、突然、まったくの突然に原因不明のハートアタックで 倒れたが、でもアーチは復活したのです!
手術をしたわけでもなく、ただただ酸素吸入と点滴で。
パピーを育てなければ!と思うアーチの思いが奇跡を呼んだのだと私は
信じています。
その後、アーチの心臓は徐々に回復し、停まっていた弁も動き出して、
2008年12月25日まで長い長い「あと三日」を生き抜いてくれました。サミーはアーチの娘、アーチにとてもよく似た娘、だからサミーも奇跡を起こしてくれる!

そう祈っています!とブリーダーから心強い言葉を頂きました。

ブリーダーからアーチママが長い余命「3日」を生き抜いて、お守りとして持っていたものをサミーにくれました。サミーに身につけてもらうと取れてなくしてしまうから、私が持っていることにしました。アーチママのアルバムを開きながら、しんみりと話してしましました。

私は日本獣医センターから言われた2日間だけ泣きました。
いつまでも泣いても何もならないし、サミーを見ると
「私はまだ逝かないよ。何泣いているのさ。そばにいるでしょ」
言われているようでしたので、くよくよしてもしょうがない。
今できることをしようと決め、涙はどこかにおいてきました。
きっとサミーは「千の風になって」の歌のようになるでしょう。
いつまでもずっと姿を変えてもそばにいることでしょう。

実際にお里にくると、ここはいろいろ生命があふれています。
もちろん、メリーばあちゃんやアーチママが亡くなったところでもありますが、このようにパピーが毎年生まれてきます。
必ず死は迎えるものですから、大事なのはどう今を生きるかですね。

今回のパピー達

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どうですか?
生命にあふれていますね。

ホリーばあちゃんはとてもパピーが大好きなんですが、今回は16歳である高齢で昔ほどパピーと遊べないが、気持ではまだ若い。
パピーは積極的にホリーばあちゃんに絡んでいく。

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今回はホークがお里に来ていたので、ヴィクと3兄弟で写真を撮ることにした。なかなか3匹そろうことはない。
サミーの兄弟は日本とアメリカで分れている。
日本ではあともう1匹、ルナという子がいるけどいまだにあったことがない。日が暮れる前に撮りましょう!

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サミーとヴィク 似ているよね?

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しばし3兄弟でお散歩

神の御加護があるように 一つの光がサミーに

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ブリーダーさんによるドッグショーでのポーズをとるサミー

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お里はいいね。
サミースマイル全開

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こうして
サミーの兄弟に会い、パピーからの若いパワーを頂き、ホリーばあちゃんの勇気を頂きました。

犬との暮らしはどういうものか?異文化に触れると感性豊かになれます(^^♪ワクワクを毎日あなたに届けて、楽しんでいただければと思います(^^♪