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週3時間。自分の時間を買うススメ。

こんにちは。Sammyです。
今回は産後、自分に向き合うため「自分の時間を買った」お話です。現在、産後で気持ちが不安定だなと感じている方や、妊娠中で出産や産後が不安、という方にも一つの経験談として届いたらうれしいです。

1. 産後、深夜につぶやいた「仕事がしたい」

2020年1月に第一子を出産。慢性的な寝不足、うまくいかない授乳、痛い身体、夫との意思疎通が全然できない、親の一言一言にイライラ。そして一番辛かったのは、自分が自分ではなくなるような感覚になったことでした。

自分の時間が母親や妻としての役割で埋め尽くされ、今までの自分が消えたような感覚でした。育児も家事もうまくいかない、楽しくない。

夜中に泣きながら夫につぶやいたのは「仕事がしたい」。

本当に仕事がしたかったわけではなく、ただ自分自身として存在できる場所に行きたい、という意味だったように思います。

子どもをもうけることは自分が望んだことなのに、育児で自分の時間が奪われていると思ってしまうことにショックでした。なんて自分本位な人間なのかと。

2. 一時保育を利用して、ひとり時間を確保

自分の気持ちにショックは受けたのですが、そう思ってしまうのだからしょうがない。私に必要なのは、自分を取り戻すひとりの時間なのだと思いました。

息子が生後10カ月になったころ、一時保育を利用し始めました。

週1回、1日3時間。これがとてつもない効用でした。3時間自分のことに集中できる時間があるだけで、それを中心に予定を立てたり家事を進めたり。そして何より、息子と過ごす時間は、他のことを考えずにその瞬間に集中して過ごせるようになりました。

まさか、お金を払って自分の時間を買う日がくるなんて思いませんでしたが、家族と楽しく過ごすためにも、私はひとりの時間が必要なんだと改めて実感しました。

3. お金を払って自分の時間を買う意味

一時保育を利用するまで全くひとりの時間がなかったわけではありません。夫に息子を任せて、美容院に行ったり、夜散歩をしたり。

それでも、お金を払って子どもを預けてよかったと思うのは、以下3つの理由です。

①パートナーや家族の予定を気にせず、自分の時間をもてる
②ひとり時間を本気で集中して楽しめる
③子どもの成長や状態を共有できる家族以外の存在

家族が子どもを見てくれている場合、安心感はありますが、一方で、早めに用事を切り上げておみやげ買わなきゃとか、次は夫が出かけたいだろうなとか色々考えてしまいがちでした。有償だとその時間をフルに自分のために使おうと思うことができました。

4. 一時保育をもっと気軽に利用できるように


一時保育施設は自治体のホームページに掲載されていたり、ネット検索でも調べることができます。定員に対する保育者の数も保育園より手厚いことが多いようです。

また、利用前に事前面談がある施設がほとんどなので、その場で預ける上での赤ちゃんの心配事も丁寧に聞いてもらえますし、こちらも施設を確認したり保育風景を見学できるので安心です。

私の場合、リーズナブルで、預ける理由を問わない、予約が比較的取り易い施設が近隣にあったことに本当に感謝です。地域によっては倍率が高いとか、当時コロナ禍で母親のリフレッシュ目的の利用は停止という施設もあるようでした。

また、利用した施設によると、コロナ以前は上のお子さんの行事のため下のお子さんを預けるケースも多く予約が取り辛かったとのこと。物理的にどうしても預けないといけない理由が多いと、育休中のリフレッシュや自分の勉強のために利用するのは、、と私も尻込みしてしまっていたかもしれません。

ひとりの時間を確保することの大切さがもっと広まり、すべてのお母さんが気軽に一時保育を利用できるようになってほしいと思います。

さて、こうして確保したひとり時間!何をしていたかは、また次に書きたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました!


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