3.生まれた環境で苦しむ人を減らしたい
夢、語ります
こんにちは!さむです。
先日、「夢、語ります!」から始まる以下のツイートをしました。
このツイートが、FF外の方からも反応を頂いて、せっかくなので140字じゃなくてしっかり語りたいなと思いました。
現時点での夢なのでそのうち変わるかもしれませんが、だからこそ今の気持ちを言葉に残したいなと思います。
私の夢
私の夢は、「生まれた環境によって苦しむ人を減らしたい」ということです。
「生まれた環境」というのは、国籍や性別、貧富などです。
例えば、貧しい国に生まれたから学校にいけない、女性として生まれたから人権が保障されない。そんな人を少しでも減らせたらいいな、と思っています。
ただ、別に海外青年協力隊がしたいとか、NPOを設立したいとは思っていません。
むしろ、ボランティアみたいな部分には限界があると思っているのと、今学生団体やインターンでやっている、「お客さんのニーズを考える」部分がすごく楽しいので、事業という形が理想だと思っています。
少し話は変わるかもしれませんが、この間『FACTFULLNESS』という本を読みました。その中の世界の分類のしかたがすごく勉強になったので、それで話を進められたらいいと思います。
『FACTFLLNESS』の著者曰く、世の中には「先進国」と「途上国」という2つの分類ではなく、その間にも多くの存在しているといいます。そこで、国民1人あたりの1日の収入で「レベル1~4の国」に分類するというものでした。
私たちが普段「途上国」と言いあげられる国は「レベル1~3の国」全て混ざっていることが多いです。
しかし、その内容としてはレベル1の国を想定していることが多いそうです。
レベル1の国では、多くの人が学校に通えず、その日一日を必死に生きています。これが、世界中の人が「途上国の人の暮らし」と聞いて想像するものに当たります。
ところが、レベル2の国では、子供の中の何人かあるいは全員が学校に通うことができ、少しお金をためて、靴や自転車を買うことができます。レベル3の国では、子供全員が学校に通うことができ、さらに貯金もできます。突然医療費が必要になっても、レベル2に逆戻りしなくて済むそうなのです。
『FACTFULLNESS』では、私たちが想像しているより、世界は「真ん中の人」が多いということを教えてくれます。
さて、本題に戻りましょう。
私がなぜこの話をしたかというと、私のやりたいことはレベル1の人を助けることではなく、レベル2や3の人の生活を豊かにすることかなと思っています。
先ほども言いましたが、私はNPOやボランティアがしたいと思っているわけではありません。むしろ利益を追求していきたいとすら思っています。
ただ、今話したように、レベル1の人はその日の食事のことで手一杯です。
そういう人たちを助けるには、予防接種などの基礎医療、読み書き計算ができるようになるための学校、きれいな水が手に入るような上下水道、学校や病院に安全に簡単に行けるような道路の整備です。
そこで利益を目的にしてしまうと、事業が進まなくなるので、国金を使って、あるいはレベル4の国々から支援をもらって進めていくべきですよね。
それよりも私は、レベル2や3の国に行って商売をしたいです。
例えば、レベル2や3の国の人に生理用品を売るとか。
月一回、女性にだけ来る月経が少しでも気にならなくなれば、女性としての人生をほんの少しだけ楽しめるようになると思います。
そんな形で、生まれた環境を楽しんでもらったり、気にならなくなる手伝いをしたいです。
夢を見た理由
私がこういった、「環境に恵まれない人を助けたい」と思うようになったのは全然最近ではなく、むしろきっかけを覚えていないくらい前の話です。
テレビで見たのか、母から話を聞いたのか、本で読んだのか、全然定かではありません。
日本の戦争の話を聞いたとき、はじめは「昔はこんな悲惨なことがあったんだ」と苦しくなりました。ところが、今でも紛争が絶えない地域があり、15歳くらいの少年少女が毎日亡くなっていると知り心を痛めました。
また、カカオ農園での児童労働のことを知り、紛争はなくても、学校に通えずその日の食べ物のために必死で働いている子供のことを知りなんとかしたいと思うようになりました。
日本にも「こどもの貧困」と呼ばれる問題があることを知りました。給食がその日の一番のご飯になる子もいると知りました。自分も小学生までは母子家庭だったこともあり、そういった家庭の事情はなんとなく想像がつきました。
また、中高女子校に通っていた影響もあり、ジェンダーについて考えることもありました。当時、そういったニュースも盛んに取り上げられていたのもきっかけの一つです。
私はそういう話を聞くたび、「私にできることはないか」と考えてきました。
私の興味が「生まれた環境のせいで苦しむ人」にあったから、将来もそういうことを仕事にしたいというようになっていきました。
世界中に、そうやって「生まれた環境」で苦しむ人はたくさんいます。
だから、今のところ、場所(where)やどうやって(how)という部分は選べていません。でもそこは、もう少し後で決めてもいいかな、とも思うのです。
大学でやりたいこと
大学では、なるべく多くのことに手を出したいと考えています。
その理由は2つあって、1つは、自分の得意分野と苦手分野を把握したいから。
Howの部分が決まっていないから、自分の得意な分野で勝負すればいいと思うので、自分が得意なものって何だろう、って模索したいということです。
2つめは、私の夢を叶える手段が決まっていないからこそ、何にでも応用が利くようにしたいから。
もし、私の理想通りの助け方がAだ!と思ったときに、Aがやったことなかったり知識不足だったら、時間がかかるし100のパフォーマンスが出せないかもしれない。そのリスクを今のうちに下げておきたいなと思っています。
それに、スティーブ・ジョブズが大学に潜り込んでレタリングの勉強をしたことが後々アップルのフォント制作に関わっているという話は有名です。今たくさんのことに挑戦することが後になって思わぬ形で生きてくるのではないかな、という淡い期待も込めています笑
今年度、2年次の間は、特に人とのコミュニケーションについて学びたいなと考えています。ちょっとコロナでどうなるかはわかりませんが…。
3年次の後期からは研究室配属があって、生物を扱うようになるので、今のようにいろんなところには出向けないかな~と思っています。
なので、フットワークが軽いうちにいろんなところに出向いてたくさんの人と話ができたらと思います。(みんな声かけてね♡)
そして一番やりたいのは(もうかれこれずっとやりたいことなんですけど)、いい加減海外に行きたいです。
最初の方にレベル1とか2とか言いましたが、全部本の知識で、全然自分の目で見れてないんです。
こんな私が「レベル2とか3の国に行って商売をしたい!」って言ってもペラッペラなので、ちゃんと海外に行って、自分の目で、自分がしたいことを見極めたいなと思っています。
その他、資格の勉強やブログなどは、挑戦の意味もありますが、コンテンツを増やしておいた方が学生団体入るにしろ、企業はいるにしろ「私が貢献できる部分」として強いかなと思うので、鍛えている、という感じです。
ここの部分も少しづつ増やしていきたいかなーと思います。
まとめ
私の夢は、まだまだ道半ばです。
自分でも「こういうことがしたい!」とはっきり伝えることがでいないからです。
でもだからこそ、私は自分が夢を語ることに力があると信じています。
まだ夢がない人も私みたいにゆっくり探していけばいいって思ってくれればうれしいし、私は私で、夢を語ることで夢を叶える方法に関して敏感になれる。
まだ夢がない人は、一緒に探しましょう。
そして夢がある人は、夢に向かって一緒に突き進みましょう。
読んでくださってありがとうございました。
いつも読んでくださってありがとうございます。