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マルハバのおかえし

モロッコの学校の子ども達の何気ない1シーン。
確か、先生たちが飲んだミントティーのコップを洗ってくるように頼まれて洗いに行ったとこなんじゃないかなー?

モロッコの先生達って授業中にティータイムがあって持ち寄ったお菓子とかミントティーとか飲んで談笑すること多いんです。

それは置いておいて、
この女の子達の家が自分が行ったことのない集落出身だったから行ってみたくてみんなで歩いて行ったことがあります。

で、この中の1人のイルハムって女の子が
「ここが私の家!」
と言って、中にいたお父さんに紹介してくれました。
「おお、いつも娘をありがとうな。さ、入れ入れ。」
と言われ、こういうときは遠慮しないようにしていて、お邪魔しました。

で、一通り自己紹介して、家も少し案内されて、(このときは家族に隠してるお酒もこそこそと自慢された。笑)
お菓子とミントティーをいただいた。

モロッコではこういうことって結構あって、集落を歩いてみるとなんらかの1イベントはあったりします。
自分の場合は先生やってたってのとダリジャ話せるってのもあったと思うけど。

で、やっぱりもらってばっかりじゃなくて、こちらからもなんらかの形でありがとうを伝えたかったので、
常に持ち歩いていたものがあります。
・筆ペン
・折り紙
・日本っぽいちょっとしたもの(100均の手拭い、キーホルダーなど)

筆ペンで、紙に日本語で"アブドラ"とか、名前を書いてあげると結構喜んでもらえます。
あとは万能の折り紙でツルとか力士とか兜とかかなー。
余裕あれば手拭いとかあげたりしてました。

ずっといられるわけじゃないから、日本人としての自分、サミと会えて
「日本人はいい人ばかりだ!前にな、サミって奴がうちに来てな、、」なんて話になったらいいなと思ってました。
後は単純に友達になりたいなーと。

ちょっと話がずれてきてますが、
子どもも大人もマルハバ(英語ではWelcomeだけど、招待みたいなイメージかな)の気持ちをシンプルに損得感情なく持っていて、すごく気持ちいいんです。
だからシンプルにおかえししたいって思えるんです。


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