Limdint〜絨毯をつくる女性達〜
Limdint(リムディント)という、ワルザザードの郊外の小さな町がある。
土で作られた家が並ぶ、なんてことないようなこの街に、僕が大好きなアソシエーション(NPO)がある。
ここに住む女性達は、優しい色合いの、完全天然の羊毛で絨毯を作っている。
この優しい風合いがすごく好きで。
染色も、全部自然のものを使っているから、柔らかい色が出るんだって。
もこもこしてる部分と、平たい部分があって、手触りも気持ちいい。
買った物たち。小さくて、イスに乗せるくらいのサイズ。こっちでは約1000円くらいで買えるけど、日本で買うなら3〜4倍はするらしい。
これはベルベル人のマーク。剣だったかな?忘れちゃいました。知ってる方いましたら教えてください。
ここの絨毯が、どの絨毯よりも好きで、大小合わせて10枚以上は買ってるんじゃないかなぁ。
女性達は、男性が仕事してる間に、子育ての合間をぬって、
おしゃべりしたり、お茶やお菓子をしながら、楽しそうに絨毯を織っている。
僕が行けば、いつもみんなが集まって出迎えてくれて、お茶やお菓子を用意してくれる。
本当に温かい人たちで、居心地のいい場所。
なんだかこうやって、一生懸命だけど楽しく、無理のない程度に、みんなが集まって作業してる姿って、素敵だなーって。
これだけで暮らしていけるわけではないんだろうけど、でも、日本にはない、ゆっくりとした空間がそこにはありました。
また行きたいな^ ^
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