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ミントティーと日常
モロッコにいた730日間のうち、たぶん730回くらいはカフェに行ったんじゃないかなーと思います。
僕がいたタハナウトにもカフェが何店かあって、ここは勉強するとこ、ここはパソコン作業するところ、ここは喋るところ、ここは本読むところ、と、目的によって場所が変わって飽きっぽい自分はひと段落すると次のカフェに行ってそこで新たな作業をする、ような使い方をしてました。
そこで出してくれるミントティーと、ヌスヌス(半分って意味。コーヒー:牛乳=1:1)を飲む時間がすごく嬉しくて、愛おしくて、ふと気がつくと”幸せだな”と感じていました。
田舎のカフェにはおっさんばっかりで、声かけてくれたりして(たまにベルベル語のみで全然わからなかったけど)いい人ばかりの空間でした。
それが日常なんだけれども、今の状況のため、モロッコでも外出禁止されているようです。
少し前の記事ですが。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/03/ab83d74dc9d620fd.html
毎日行っていたカフェに行けない。仕事にも行けない。学校にも行けない。
モロッコは観光のためにヨーロッパから人が多く来るけど、今はそれもなく仕事が全てキャンセルになった友達もいます。
大変なこともあるけれど、”日常”を生きる幸せを、今だからこそ思い返し、噛みしめる日々です。
いつかの日常を夢見て、今はできることを、できるときに、できるだけ、やっていく。