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震災と『ダンマパダ法話全集 第八巻』

『ダンマパダ 第八巻』を長老がパティパダーでご執筆されたのは、ちょうど東日本大震災が起こった前後の時期でした。

震災には特別な思いのある方も多いかと思います。
第八巻には長老の震災の特別記事を2本、急遽収録させていただくことになりました。


本書『ダンマパダ法話全集 第八巻』は、(宗)日本テーラワーダ仏教協会刊行の月刊誌『パティパダー(paṭipadā)』掲載の巻頭法話をもとにしており、アルボムッレ・スマナサーラ長老が二〇〇九年から二〇一一年にかけてご執筆されたものです。
そして、二〇一一年三月一一日、東日本大震災が発生しました。本書はその前後にご執筆された内容となっています。特に、三二四偈の解説「我が子よりは杖の方が助かる」は東日本大震災発生直後にご執筆されましたので、震災の困難な状況に言及する経典解説になっています。
アルボムッレ・スマナサーラ長老は、東日本大震災直後の二〇一一年三月一八日に「東日本大震災で被災された皆様へ」と題したメッセージを、日本テーラワーダ仏教協会のホームページに掲載されました。
また、二〇一一年五月七日には、日比谷公会堂(東京都千代田区)にて、「慈悲の瞑想と祈りの集い」を開催し、法話と慈悲の瞑想を行いました。
この二つの内容は、『サンガジャパンVol.6』サンガ編集部[編](サンガ、二〇一一年)と『いつだって逆境』アルボムッレ・スマナサーラ[著](サンガ、二〇一一年)に採録されていますが、特別掲載として本書にも再掲載いたします。(サンガ新社編集部)

『ダンマパダ法話全集 第八巻』より

お得な事前予約ができるのは明日4/9(日)までです。
皆様のご予約を心からお待ちしております。


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