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観光学者の独自視点で迫る短編紀行文。シリーズで巡る世界一周。世界各地のオリジナル写真も掲載し、世界を学ぶ旅をお届けします。第7回はデンマーク。 コペンハーゲン郊外へ車に乗ること約30分。車を降りて目にしたのは黄色と緑のカラフルな建物。 「きれいなオフィスだね。それとも美術館かな?」という私に「いえ、介護施設だよ」と、笑顔の知人。その言葉に驚いたが、見学中も驚きが止まらない。
観光学者の独自視点で迫る短編紀行文。シリーズで巡る世界一周。世界各地のオリジナル写真も掲載し、世界を学ぶ旅をお届けします。第6回はペルー。 クネクネとした急な坂道をバスが登る。さすが世界七不思議のひとつ。世界中の言葉が飛び交うバス車内はまるで小さな地球だ。 しかし、長年の夢の舞台はもう目前なのに土砂降りの雨。よほど心痛な表情だったのか、隣のガイドらしき女性が声をかけてきた。
観光学者の独自視点で迫る短編紀行文。シリーズで巡る世界一周。世界各地のオリジナル写真も掲載し、世界を学ぶ旅をお届けします。第4回はアメリカ。 「時間だ。行こう。」先住民ナバホ族のガイドの合図と共に、奇妙な形をした砂岩に囲まれた渓谷内部に入る。柔らかい砂上をザッザッと踏みしめ足を進める。
観光学者の独自視点で迫る短編紀行文。シリーズで巡る世界一周。世界各地のオリジナル写真も掲載し、世界を学ぶ旅をお届けします。第3回はカナダ。 「空気がうまいなあ」
観光学者の独自視点で迫る短編紀行文。シリーズで巡る世界一周。世界各地のオリジナル写真も掲載し、世界を学ぶ旅をお届けします。第1回はニュージーランド。 「目をつむり、私の手を握って歩いて」マオリ族のガイドに身を委ねて静かな森を歩く。一歩一歩、土を踏む足音が重なる。 「さあ、目を開いて」言われるがまま瞼を開けると、思わず唸った。