月が綺麗な夜はファミレスへ行こう
2024/01/18
ファミレスを享受せよ をクリアしました。
簡単なあらすじとしましては、深夜にファミレスに行きドリンクバーとソフトクリームを注文し、気づいたらお店の雰囲気も変わっており、永遠のファミレス「ムーンパレス」に来てしまった主人公。
他のお客さんと会話をしながら脱出を探るコマンド選択式のアドベンチャーゲームです。
元々はフリーゲームで配信されており、昨年くらいにswitch、steamにて展開された作品です。
前から気になっていた作品で、steamで購入してからしばらく積んでました。
母もこの作品の実況動画をみていたようで、ずっと前から「いいから早くファミレスを享受しろ」と言われていたので連休がある日にプレイしました。プレイ時間は6時間あれば全実績も回収できる、手軽な作品となっております。
雰囲気、色味、イラスト、文、曲が心地よく、休日に1本の小説を読んだような まったり感のある作品でした。
夜中のファミレスというのが良い。
月の光が照らす店内、ゆったりとしたbgm、聞いたことのない名前のドリンクバー。
急かす物も急かす人も時間もない場所。
他にも永遠のファミレス「ムーンパレス」に迷い込んだ客もいますが、それぞれ一人でのんびり過ごしています。
客に「ここは?」「あなたは誰?」「ここに来た経緯は?」などたまに雑談を交えながら現実に戻る手段を探していきます。
途中、主人公がだんだん暇で退屈になり、客の一人から間違い探しの本をもらい、ドットレベルの超難しい間違い探しに夢中になったり、また別の一人から宝箱をもらい、どうにかこうにかして開けようと奮闘したり。
会話だけではなく、ちょっとしたミニゲームのような物もあります。
とにかく今いる場所が永遠だから、時間にも追われない物になっているわけですね。
現実に、地球に帰って普段の生活に戻りたくて、帰る手段を試してみるけど、そんなのは最初だけでみんなどこか諦めている。
「ムーンパレス」にいる事を受け入れて過ごしている。
そんな「ムーンパレス」に迷い込んだみんなが羨ましいです。
のんびり、ゆったり、心地よいゲームでした。
ファミレスを享受しに来た
追記:2024/01/22
本ゲームをクリアした翌日、とにかく私はファミレスに行きたくなりました。
気分はファミレス。
カフェでも、バーガー店でもない。
とにかくファミレスに行きたい。
いいから早くファミレスに行きたい。
その日は月が綺麗だったらファミレスに行こうと考えながら仕事をしていました。
仕事が終わり、空を見ると月が半分欠けておりました。
満月じゃないけど、まぁいいか となりファミレスへ行きました。
ガラスパンさんが「ずっと満月は飽きるね」って言ってたし。
もう脳内はファミレスを享受せよのbgmだったし。
そして、仕事終わりにとぼとぼ歩き向かったファミレスはロイヤルホストです。
私が知ってる中でゆったりできるお店かと思います。
頼んだものはオムライス、オニオングラタンスープ、そしてドリンクバー。
ドリンクバーは絶対頼みたいと思っていましたので頼みました。
いつもはそうでもないのに、その日だけドリンクバーの前にいるときウキウキしていました。
スマホも見ず、店内bgmをぼーっと聴きながら頼んだものを待ちました。
それでも店内の雰囲気は変わることなく、ムーンパレスに行くこともない。
人はそこそこに居て、店員も忙しなく働いている。
深夜じゃないから行けないのかな。
ムーンパレスに思いを馳せているうちに注文していたオムライスとオニオングラタンスープがやってきました。
何も見ず、何も聴かず、ただのんびりとごはんを食べて、のんびりジュースを飲んで、そろそろ満たされてきたらお会計をして家路につく。
いつもは動画を見ながらごはんを食べているのですが、こうやってただのんびりごはんを食べるのもいいなぁと思いました。
この時は、バスや電車ではなく、歩いて帰りました。
とにかく永遠に時間があるムーンパレス同様、時間を気にせず、のんびり物事を行うことがやりたかったのです。
夜の空気はひんやりしていて心地よくて、気持ちよかったです。
1日のうちにスマホを見ず、ただぼーっと座って過ごす時間がありますでしょうか。
本ゲームをプレイした後、実際にファミレスに行って、こういう時間に追われないことも大事にしていきたいな~と思いました。
早く、時間に追われず のんびり生きる人生を送りたいです。
生きているうちは時間に追われるものばかりだから………。