インド式「グルノート」の秘密 ベンツに乗ったブッダになりなさい:再読の感想と実践へ
最近、本棚の整理をしていて、手放そうと思っていた本を再読する機会がありました。
その一冊が 『インド式「グルノート」の秘密 ベンツに乗ったブッダになりなさい』。久しぶりにページを開いてみると、「またこれを実践してみよう!」とやる気が湧いてきました。
この本のタイトルにもなっている「ベンツに乗ったブッダ」という言葉。
著者がインド奥地のグルから教わったものだそうです。
悟りを開き、苦しみから解放された状態で生きるだけでなく、多くの人々の悩みや苦しみを取り除くサポートをし、その過程で経済的にも成功を収める――それが「ベンツに乗ったブッダ」の生き方。すごくないですか?
本書で紹介されている「幸せの3要素」も印象的でした。
自分を好きかどうか
外見や健康、経済面から、能力、精神面、愛情深さなど内面を含めた自己評価。良い人間関係が築けているか
家族、職場、地域とのつながり。自分の使命を知り、それで人や社会に貢献しているか
「スワダルマ(魂の特性)」を理解し、それを活かしているか。
さらに、1日5分の簡単な瞑想や感情の観察で、苦しみの原因を手放す方法も紹介されています。
その際の手助けになるのが「グルノート」。
簡単に言うと、以下の4つの要素を書き出すノート術です。
ネガティブな状態(チッタ)
理想の状態(ディバン)
理想が叶ったときの感情(ディクシャ)
理想を叶えるための行動(スワダルマ)
これを紙に書き出すだけで、自分の心の整理ができ、夢の実現に近づける仕組み。読んでいて、ただのToDoリストではないスピリチュアルな深みがあると感じました。
本書で特に響いた言葉は、 「知っている」と「実践している」は全く違う結果を生む という点。
「知識を行動に移し、知恵に変える」ことが大切だと説かれています。私もただ読んで満足するのではなく、これからは行動に移していこうと思います!