【ドイツ】テュービンゲン留学生活
いよいよ令和ですね。今回はそんなこととは全く関係のない僕のドイツ留学の話。棚からぼたもち、つまり「棚ぼた」な話。
(3/1/2019-28/1/2019)
皆さんテュービンゲンがどこにあるか、ご存知ですか?実はドイツ🇩🇪 ストゥットゥガルトから電車で1時間ほどのところにあります。
フランクフルト国際空港からストゥットゥガルト経由で電車を駆使しながら4時間ほどでテュービンゲンです。
別名「学生の街」とも呼ばれ、町のお店に行けば、高確率で友人や教授と会います。住む人々の三分の一が大学関係者だとかなんだとか…とても平均年齢が若い街です。僕は所属大学のプログラムモニターとして参加させていただき嬉しいことにあまりお金をかけず留学をすることができました。
有名なテュービンゲンを代表する写真スポット
〜テュービンゲン大学〜
僕が留学していたのがこの大学。Winter Programで訪れました。1477年に創立されドイツ国内だけではなく、世界からも高い評価を得ています。Times Higher Educationの大学ランキングによると、89位(2019)!
場所 : Eberhard Karls University of TübingenGeschwister-Scholl-Platz, 72074 Tübingen, Germany +49 7071 290
https://goo.gl/maps/AEp18wNGHvh83R3v7
更にドイツ国内ではGerman Universities Excellent Initiativeの1つに数えられ、ドイツ政府から補助金も出ています。テュービンゲン大学は知名度こそ低いものの、知る人ぞ知る大学といえるでしょう。
German Universities Excellence Initiative is a publicity-laden fund for specific research projects only. It aims to promote cutting-edge research, to create outstanding conditions for young scientists at universities, and to strengthen some selected universities more than others in order to raise their international visibility.
〜Winter Program〜
このプログラムでは、主にEUとそれに関する法律について学びました。3週間のプログラムですが、平日朝の8時半くらいから16時くらいまでずっと授業があり、さらにベルリンやストラスブール等のフィールドトリップもあります。授業のあとたまにCultural Workshop(それぞれの国についての意見交換)やプレッツェル作り等もあり、正直毎日クタクタでした笑
ちなみにWorkshopで僕は、京都について質問形式でプレゼンテーションを行いました!
〜フィールドトリップ〜
トリップ中は絶対参加の場所が幾らかあり、その後は自由時間となっています。行き帰りは同じバスや電車です。
ストゥットゥガルト
メルセデスベンツミュージアム
ストラスブール
EU parliamentの写真(内部見学可能)
ベルリン
East Side Gallery 「ベルリンの壁」
フランクフルト
レイマー広場
〜授業内容〜
➀EUについて(基本)三権分立のルール
EU有力国の1つドイツにおいてEUの設立意味やどのように機能しているのか等基本について学びます。
➁EUに関する法律と模擬法廷
EUの裁判とはどうゆうものなのか?裁判はどのように行われているのか。実際に被告人や証人になりきりながら裁判を行います。
➂EU圏内におけるビジネス
EUの金融面はどのように機能しているのか?具体的にビジネスを行う際の利点や欠点は何か?についてです。
3週間のプログラムなため、1週間ごとに科目と担当教員が変わります。ちなみにこれは午後の話で午前はドイツ語の授業がレベル分けされたクラスによって行われます(僕は全くドイツ語を勉強していなかったため、当然ながら初級クラスに配属されましたが何気に一番好きな授業でした笑)
〜クラス構成〜
参加人数はおよそ25名。オーストラリア、アメリカ、日本、韓国、台湾、中国、タイ、カメルーンと生まれも育ちも別々の僕たちがドイツという第3の地域に集結しました。特に僕が仲の良かったのはオーストラリア人同級生2名(18)とアメリカ人(22)。僕は当時20歳なので年齢も結構違いますね。
〜ご飯どころ〜
有名な広場にあるステーキ屋🥩1500円くらい
駅の近くにあるアメリカンバーガー🍔
↑テュービンゲン大学カフェ(学割あり)↓
*メンサという学食は大学内でもとてもまずくて有名です。僕は行ったことがないので定かじゃないですが笑
他にも中華料理屋さんやヌードルボックスはとても人気です。外れのほうに日本人経営のラーメン屋さんまであります。
〜学んだこと〜
・主張することの大切さ
ヘルシンキ留学中はそこまで感じませんでしたが、テュービンゲン生活での少数クラスでは特に自分の意見を持ち・発信することの大切さを学びました。クラスでは色々な国からやってきた留学生が自らの国の政治体制とEUのそれを比較しながら議論し、実生活でどこに食べに行くか?という小さいことまでどこでもよいということの無責任さまで感じました。
結局あなたはどうしたいか?そう投げかけられる場面が非常に多かったです。特に一緒にいたのがオージーとアメリカンだったからかもしれませんが。
・アニメカルチャーの強さ
日本といえばアニメ。アニメといえば日本と呼ばれそうなくらいかっこくでアニメは大変な人気を集めています。古き良き茶道やお寺が好きという方もいらっしゃるにはいるのですが、断然アニメファンが多く、日本語の学び方第1位もアニメなのではないでしょうか?
・文化の違いとあたりまえの差
十人十色。同じ国の人でも人それぞれですが、特に文化が違うとより顕著です。仲の良かったアメリカ人は結構リッチで生活水準が僕より全然高かったです。量より断然質らしいですし、ザ・ファンシーなレストラン選択が彼の定石でした。更に日本人の僕にとって1人でいる時間というのも大切でした。しかし、中々1人になれる時間を作ることができず、沈黙も作れず、一日中気が張っている日もありました。「あたりまえ」の違いを感じました。僕にとっての普通が彼 / 彼女の普通とは限らないということを。
〜最後に一言〜
テュービンゲンはとても住みやすい地域です。ダウンタウンにはスーパーマーケットやデパート、石鹸でおなじみLushまであります。ほとんどすべてのものが揃っちゃうんです!より 詳しいドイツ旅行や生活については随時更新しますね(^^)
それではチュース・ビスモルゲン❗️