第六話「明るい夏美 泣き虫夏美」
私は言った。
「夏美ちゃん、今度からなっちゃんって呼んでいい?店員さんにそう呼ばれていたでしょ。その呼び方、明るい夏美ちゃんに合ってるなって思ってさ、いいかな?」
「うん👍全然いいよ!でも、私は明るく見える?」
「うん、明るくて気さくだと思うけど。」
「そっか、ありがとう💦」
なんとなく違和感を感じたが聞かないでおくことにした。ちょっと暗い雰囲気の夏美ちゃんはどこか寂しそうだったから、、。私がそれに気づいたことに気を遣ったのか、無理矢理そうな笑顔をつくって言った。
「柚羅ちゃ