秋元康哲学の集大成だと思う。【日向坂46 君は0から1になれ 歌詞考察】
秋元康の歌詞は再現性が高い。
何故ならしっかりと理論として「言語化」が成されているからだ。
確固たる「生き方の正解」を教えてくれる。
一言で言えば「今を生きろ」だ。
つまりは「反応的」から「主体的」になればいい。
不幸に対する向き合い方で説明ができる。
自分に降りかかる不幸に対して、誰かのせいにするのが反応的な子どもっぽい対処法で、自分事として受け入れるのが主体的な大人な対処法だ。
いつまでも過去に執着して
できない理由探しを続けるのか。
立ち止まっていても何も意味がない。
人生とはやるか、やらないかの常に2択である。
生きにくくしてる張本人は自分だと気づき
勝手に絶望してる人にはなるなと言う。
そしてそうならない為の方法が「君は0から1になれ」ということだ。
0という状況を「等身大であること」と定義して
この歌詞は進んでいく。
等身大でいることは楽だ。
でもそれでは空回りの連続だろう。
ずっと低空飛行のままだ。
言い訳という名の後出しジャンケンを続ける日々。
そんな不運を嘆き悲しむより
全力で生きてみる。
そしてやがて輪郭が見えて来る。
そんな擦られきったような王道が
実は一番の近道なんだと教えてくれる。
これは王道アイドルとして日向坂46が歌う意味が一番ある。
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