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藤吉夏鈴の考え方はニーチェっぽい

①ニーチェ哲学とは(動画引用)

ニーチェ哲学とは、一言で言えば「生の肯定」のことである。
ニーチェの有名な言葉で「神は死んだ」とあるように、もうこの世の中には絶対的な真理や価値なんてものはない。
「絶対的なものがない」=信じられるものがない。
つまり幸せとは誰かが用意してくれるわけではなく、自分次第の世の中となった。
信じられる物語がないから、生きる意義が分からなくなる。
このニヒリズムに陥ると、将来に対して何の憧れも希望もなくただ楽に無難に惰性的に生きることを良しとする「末人」が大量発生してしまう。
そしてこの「末人」にならない為には超人になれ、というのが超人思想である。(超人思想=ニーチェ哲学)
超人とは不屈の精神力、そして力強い意志を持ち、自らの人生を肯定しながらより高みへ向かおうとする存在、それが超人のイメージである。
なぜイメージかと言えば、定義付けをしてしまうとニーチェ自ら絶対的な存在を否定しているにもかかわらず絶対的な存在を認めてしまうことになるからである。
そしてニーチェは「永遠回帰」というあなたはずっとあなたのまま同じ人生を死んだ後もループし続ける、という仮説を立てる。
永遠にネガティブで否定的で不幸な人生か、
永遠にポジティブで肯定的で幸福な人生か。
誰だって後者を選ぶだろう。

このように永遠回帰とは人生を好転させる「思考法」として利用できる。
永遠に繰り返してもいいと思える人生を送りたいと誰もが思い、前向きになれる。

それには「ニヒリズムの克服」をしなければならない。
「どうせ私なんか...」のようにニヒリズムに陥ったままではなく、不安、恐怖、嫉妬、失望、自己不信といった色んなことに囚われ人生を悲観的にしか捉えられなかった弱い自分を断ち切る、これが「ニヒリズムの克服」である。

どんなに絶望的な現実に直面しても
「これこそが人生なのか」
「だったらもう一度でもかかってこい」
と勇気を持って立ち向かうことで、これこそが私の人生なのだ、と自信を持って肯定できる人はこれまで歩んできた過去においても、
「これで良かったんだ」
と肯定することができ未来に対してもそう思うことができる。
さらにこれが永遠にループするとなれば自分の人生が永遠に肯定され続けられるということである。
このようにやれるだけのことは全部やって自分の何もかもを肯定してしまえ、というのがニーチェ哲学である。(=運命愛)

②本題

藤吉夏鈴は超人だ。
そう確信したのはこのブログを読んだからだ。

私は前を向いています
これからも沢山笑って、泣いて、悩んで、喜んで沢山のことを味わってみたいです
これだから人生は面白いですね
やってやろうと思います言葉足らずだと思いますが
今後ともよろしくお願いします

これは欅坂46の解散および改名が発表された無観客ライブの後に更新された藤吉夏鈴のブログの一文だ。

2期生である藤吉夏鈴は「欅坂46」を志望し加入してきて解散・改名にはじめは折り合いがつかなかったかもしれないがもう前を向いている。

これは正に今を肯定し前に進んでいこうという強い意志が感じられ、このブログを初めて見た時欅坂46の未来は安泰だと思った。

藤吉夏鈴は今までの人生の中で自然とこの考え方を手に入れていて、これからどんな人生が待っていようと強く生きていける人だと思った。

確実に新・欅坂46(追記:櫻坂46)のエースになると思う。

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