Harmony #9 バンコクでSushi Summitを開催します！
マレーシアで４回開催したSushi Summitが、新しいステップに入りました。
今回、バンコクでSushi Summitが開催できることになりました。
6月21日、22日、23日、The Food School Bangkokで開催します。
改めてですが「Sushi Summit とは何か？」からまずお話ししたいと思います。
Sushi Summit とは、「寿司職人が集まり、お客様のテーブルをまわってその寿司職人がお客様に届けたい最高の寿司を４貫提供する」というイベントです。
Sushi Summit のシステムに関してですが、前回参加して頂いた（私のnoteのサポートを現在もしてもらっている）Seina Morisakoさんのnoteが参考になるので引用します。
Sushi Summit とは他の日本料理イベントと何が違うか、３つポイントをあげます。
１：お客様はSushi Summitで世界中から来た寿司職人の作る寿司を味わうことができる
２：職人はSushi Summitで自分の技術をハイクラスの日本食を食したいというお客様に提供する機会を得ることができる
３：お客様も職人もSushi Summitで自分という存在を知ってもらい新しい出会いを得ることが出来る
上記に挙げる３つのポイントは寿司職人なら、寿司そ愛するお客様ならぜひ得たい機会です。でも、その機会を得るためにはお客様なら自分で多くの店に出かける必要があります。職人なら自分がお客様に自分の寿司を提供する機会を作り、自分で出かけなくてはいけません。これは個人ではなかなか難しいのが現状です。
そのような難しい壁を超え、新しいネットワークを得ることが出来るのがSushi Summitなのです。
Sushi Summitは、参加する前と後ではその楽しさは倍増します。Sushi Summitに何度も参加してくれたデザイナーKen Gさんが2020年に「僕たちがバンコクに引っ越したので、次回はSushi Summitをバンコクで開催してみませんか？」という提案して下さいました。しかし、その間にコロナが大流行し、開催そのものが危うい状況が続きました。
そのような中で多くの協力者に恵まれ、３回、４回を開催することができました。
そして４回イベントを行った際「そろそろ次の段階へ」と考えていました。しかし、その次の段階とはどこへ行くべきなのか、そもそも何ができるのかと考えていました。そして2023年の早春にKen Gさんから「ぜひバンコクで開催しましょう、相談しましょう」と再度提案を頂きました。「あ、これが新しいステップだ！」そう感じた私は打ち合わせをするためにバンコクに飛びました。打ち合わせのつもりでした。しかし。。いざ行ってみるとKen Gさんさんはすでに企画の具体的案を考えて仮押さえをしていました。あとは私がシェフを呼ぶだけになってました。
私はこのスピード感と「やろうよ！」という純粋な信頼感に深く感銘を受けました。そうそう、こういう楽しいことがやりたかったんだよ！コロナ禍や戦争や経済危機などで常に感じていた不安感。それに押しつぶされそうになる人は多いと思います。私も時折とても悲しくなる時があります。
だからこそ、美味しいものを食べて、素敵な出会いの場が必要だ！と私は思うのです。
マレーシアで開催した時のスシサミットはマレーシアの寿司職人が集合しました。今回はバンコクの寿司職人だけでなく世界の寿司職人からバンコクに集合します。皆、このプロジェクトを純粋に「面白そうじゃん！やろうやろう！」と思ってくれた人ばかりです。
Saito Makoto Sam
Restaurant: Sushi Hibiki, FourSeasons Kuala
Lumpur, Malaysia
IG: @hibiki.my
Hiroyuki Sato *Michelin Guide Japan
Restaurant: Hakkoku.Jp, Ginza Japan
IG: @hakkoku.jp
Masato Shimizu *1star Michelin
Restaurant: Sushi Masato, Bangkok Thailand
IG: @sushimasato
Shimpei Hatanaka
Restaurant: Sakerestaurant, Sydney, Australia
IG:@sakerestaurant
Eddie Ng
Restaurant: Ed.ju, Kuala lumpur, Malaysia
IG: @ed.ju_omakase
Natakorn Changrew
Restaurant: Kaijin, Bangkok, Thailand
IG: @kaijinbangkok
私はこのようなポジティブな「楽しい場」が世界を救うと思っています。このスピード感をぜひ一緒に楽しんで欲しいです。
次回は参加してくれるシェフについて私の言葉でご紹介したいと思います。
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