我々がすべきは「犯人探し」では無い。
どうも皆さんスーパー低学歴男さむです!
今回はとある書籍を読んだ感想をアウトプットしていきます!よろしくお願いします!
今回紹介する書籍は
ケーキの切れない非行少年達
こちらです。なんとなくタイトルは聞いたことがありそうですが、詳しい内容までは知らない方が多いと思うので軽く内容を紹介して感想を付け加える形にしますのでよろしくお願いします!
【本記事のフロー】
・ケーキの切れない非行少年達とは?
・一体誰が悪いのか?
・犯人探しでは何も解決しない
ケーキの切れない非行少年達とは?
この書籍は著者が少年院のカウンセラーとして活動した記録が綴られているものです。
簡潔に内容をまとめると
重大な犯罪を起こしてしまう少年達は認知能力が極端に低いため、犯罪を犯してしまう。
ケーキを5等分にすることも出来ないような認知能力しか持たない少年達に責任を押し付けてしまって本当に良いのだろうか?
こんな感じになります。学習能力に障害がある状態で、誰にも気付かれずに落ちこぼれとして扱われてしまっては非行に走るのも頷けるということです。
ケーキを五等分できないような認知能力しか持たない子供達に、被害者の気持ちや今後の人生を想像しろという方が無理なのです。
まとめると、確かに犯罪を犯したことは悪い事ですが、犯罪が起こるのにも原因があるから皆で支え合うことが大切だ。という旨のことが書かれています。
では次項から感想を述べていきます。
一体誰が悪いのか?
では少年犯罪が起きた場合誰が悪いのでしょうか?
①犯罪を犯した少年
②適切な教育を行えなかった親
③少年の障害に気付けなかった社会
④適切な教育を行いづらい政治
考えられるのはこの4つくらいですかね。ではこの中で1番悪いのは誰でしょう?
答えはありません。誰が1番悪いとかそいつの責任だとか、そんな問題では無いのです。
社会に存在する問題を個人の責任に押し込んでは何も解決しません。
歩み寄って皆で課題を解決する姿勢のみが課題を解消するのです。
犯人探しでは何も解決しない
犯人探しをする=お前が悪いと決めつけることです。つまり自分は悪くないとなってしまい、自分の悪い所は無かったことになってしまいます。
しかし問題とはどちらか一方だけの状態により起こるものではありません。間違いなく両方に悪い所があるため発生するのです。
つまり犯人探しをすると責任や悪い所が一方に押し付けられてしまって、もう一方の改善点は改善されなくなるので無意味なのです。
我々がしたいのは問題の解決なのでしょうか?
鬱憤ばらしの犯人探しなのでしょうか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?