料理教室
思いつきばかりで無責任なことばかり書くのもアレなんですが・・・
そういえばエピテーゼを作る技術者の学校とか、免許制度というものはない国が多いんです。
日本は確かいまだになかったはず。
以前日本にいるときにエピテーゼの技術を教える、学校という名ばかりのところで少し働いたことがあります。
一応カリキュラムというのはありましたが、簡単にその当時のことをいいあらわすと。
外国の技術者から習ってきた技術をなるべく高く、しかも自分とこの不利益にならない範囲と場所向けで教える、という感じでした。
医師、歯科医師、技工士みたいに国家試験や免許制度というものがないので、悪くすると誰でもビジネスにしてしまえるという危険性もありますので、こういう体質もやむなしなんでしょうけど。
エピテーゼの仕事の場合、歯科技工を業とする技工所に比べて、必要な機械や設備投資が少なくて済みます。・・・ということは開業しやすいといえますしね。
わたしは歯科技工でもあるのでどうしても比較してしまうのですが、歯科技工というのは歯科医師を通してしか患者に接することができません。
いわば下請けのような位置にあります。
この辺のことは書き出すと面白いこともないのでやめますが、結局何が言いたいのか・・・
歯科の仕事もエピテーゼの仕事も、ドップリ浸かってやってきた身としてのなんとなくの理想は・・・
料理教室かな、と。
例えば小耳症のケースなど生まれつきの場合、お母さんたちの悩みの方が大きいのを見てきています。
そんなお母さんたちがお子さんのエピテーゼを作ってあげることができれば理想的なのではと思います。
子供さんの場合エピテーゼの消耗も激しかったり、成長に伴うサイズの変化から作り直しをする必要も出てきます。
成長が止まっている年代であれば、同じ型を使ってエピテーゼの作り直しは簡単なのですが、サイズを変えてということになると型から作り直す必要があります。
費用もかさみますので、ご自分のお子さんのエピテーゼに特化してお母さんが作ることができれば、いろんなことが解決できそうな気がします。
その技術を生かしてハロウィンとかには「とがった耳を作ってみようかしら」というのもありかと。
様々な形の耳や鼻ができて、みんながそういった人体の違いが気にならなくなれば、また世の中も変わるのでは?いじめもなくなるんじゃなかろうか?などなど空想は続きます。
同じ悩みを持つお母さんたちが集まって、料理教室よろしくエピテーゼ教室とかできれば楽しそうな気がする・・・
ただのぼんやりした自分の理想でした。
写真はご自身の鼻のエピテーゼを作っている場面です。
子供さんが大きくなってきたら、お母さんが作り方を教えて自分で作っていくようになるのも理想かもですね。