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マジシャンはモテる(パフォーマー向)

マジシャンをやっていると、
「モテるでしょ?」
「それができたらめっちゃモテそう」
「それかっこいい」などと
お客様からよく言われます。

他のパフォーマーの方もそうなのではないでしょうか?

ダンスを格好良く踊れればモテそう。
難易度の高いジャグリングを何食わぬ顔でやっていればモテそう。

そもそも「マジックやってるとモテるでしょ?」
この言葉は基本的に男性にばかり言われます。

男性にばかり言われるという事は、
「マジックできる=モテる」
これはただの男性の勘違いだと思います。

ですが、はっきり言うと僕はモテます。
あ、ごめんなさい。嘘です。正確には「モテてました」ですね。

ていうか、マジシャンになる前から、学生の頃はそれなりにはモテてた方だと思います。多少の浮き沈みはありましたが、基本的には常にモテてた方だと思います。

今は歳もだいぶとりましたので、おとなしいもんです。過去の栄光ですね。


ただ、「マジシャンだからモテる」「マジックが上手いからモテる」
という訳ではありません。

ですが、マジシャンとしてのあり方とか、パフォーマーとしての心構えとかを応用すればモテます。必ずモテます。

何故かと言うと、結局はマジックで大勢の人を楽しませるのも、特定の誰かを喜ばすのも、根本は一緒だからです。

なので、「マジシャンはモテる」ではなく、「マジシャンである以上はモテなくてはいけない」と思います。

結局は我々のようなパフォーマンス業界というのは人気商売ですから、そもそもモテないようでは話にならないんじゃないでしょうか?

これを読んでいる方の中には学生の方、若い方などもいるようなので、言わせてもらうと、「あっちは未経験者」ではパフォーマーとして、さらに話にならないと思います。
(※「あっち」とはあっちのことです。)

モテるとまで行かなくても、好きな人も口説けない。人から好かれない様ではアカンです。そんな人がパフォーマンスをして、人を魅了できる訳が無いと思います。

ですので、プロを目指している方であれば、まずは人として好かれる努力をするべきだと思います。

「どうしたらあの人を口説き落とせるだろうか?」
「どんな事で興味ない人が好きな人に変わるのか?」
「何があれば心を開いてくれるだろうか?」

こういった思考はパフォーマンスの時の心構えと直結していると思います。

どこで待ち合わせして、どこでどんなご飯を食べるのか?遊園地に行くのか?映画を見に行くのか?
何をすれば相手は喜んでくれるのかデートプランを考える。
これは、パフォーマンスにおいてのルーティンを考えるのと同じです。

ですので、好きな人を口説く為に、パフォーマンスを考えるのも手だと思います。このような思想が皆様のパフォーマンス向上に役立つ事を願っております。


パフォーマーになればモテる訳ではありません。まぁ、その勘違いからマジックを始めて、
今ではプロになって日本とオーストラリアで活躍しているマジシャンが
ここにいるんですけどねっ。

わーわー言ってます。
お時間です!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

でわ、また!!

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