おうちで世界旅行|ボスニア・ヘルツェゴビナ
スローペースだけど、着々と進んでいる「おうちで世界旅行」4か国目。
さて、ボスニアヘルツェゴビナの「ボサンスキ・ロナッソ」全く聞きなれないカタカナが並んでいるけど、日本語では「ヨーロッパの肉じゃが」と書いてあり急になじみ深い。
午後から仕事に出る日だったので、鍋に仕込んでおけば帰ってきてすぐ夜ご飯に出来るなと企み、この肉じゃがに決定!
作り方を確認すると「牛肉を2時間ゆ茹でる」。
えーー!?2時間!?
最近流行りのスロークッカーを使うならまだしも、2時間も茹でる人なんているのか!?どんなに長くても45分くらいしか火にかけ続けたことないんだけど、2時間って一体どうなっちゃうんだー!?
伝統的な作り方はそうやって丁寧にお肉を茹でることで、オカンのやさしさ溢れるホロホロ肉が出来上がるんだろうけど、多分今の時代のボスニア・ヘルツェゴヴィナのオカンもそこまで手間はかけていないでしょう。
・・・と勝手に解釈して、毎度の圧力鍋にお世話になることに。それでも折角なので一手間だけかけようかと思い、玉ねぎとお肉をしっかり焼いてから、他の野菜も入れてぐつぐつ。この最初に焼く手間が、味気ないスープに仕上がるか、油も加わって美味しいスープが出来るかの違いに繋がる。
「ヨーロッパの肉じゃが」は塩で味付けするのみ。我が家のミックスハーブソルトをいつもより多めに入れて、出来上がり。間違いのない味だった!
帰宅してから30分で夜ご飯という事態だったけど、肉じゃがをあっためて、作り置きしておいたビーツとトマトのサラダを合わせたら、野菜沢山のご飯が完成!煮物って本当にラクちん。
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この本を改めてみていると、じゃがいも・玉ねぎ・人参って世界中どこにいっても定番。どんな気候でも育つってすごいなぁ。あと、トマトと豆も同じく全世界の母ちゃんたちがせっせと煮込んでいる。
宗教や言葉が違っても、食べている食材は一緒というのは、世界中の人と繋がっている気がして嬉しい。