好きを選択していく人生
先週は友人と旅行していました。
2泊3日一緒にいると、その人らしさ、その人ならではの考えが
とても良く見える気がしています。
自分の好きについて、普段考えていますか?
私は、お菓子とか、映画とか、の好きは言えますが、それ以外はあまり考えずに過ごしていました。
しかし、同行した友人は、その部分がとても明確な人でした。
「子供が好き」
と言うだけではなくて、もっと明確に
「男の子3人連れの親子に惹かれる」
とか、
「0歳児を抱っこしてるワンオペのお母さんを助けたくなる」
という感じですね。
この明確に自分の好きを知っているのって、とても豊かなことだと思ったのです。
うら寂しい山道を歩く場面があって、友人は仏像恐怖症なので、
「この道なんか嫌」と言っていました。
そして、何か音楽をかけよう。この曲がいい。となり、
山道で音楽をかけ、歌い、踊り、あそこに仏像がある。きゃーなんて言いながら楽しく山を下りました。
これがもし私だったら・・・
なんだか嫌だなぁと思う。ざわざわする。
そのまま我慢して道を歩いたと思うんですね。
それを、我慢じゃなくて、好き嫌いが明確にわかっていたら、こんなふうに楽しく変換できるんだな。と気づきました。
それって、なんて豊かな人生だと思いました。
そして、旅の途中に好きか嫌いか 、友人に何度も問われました。
聞かれて、初めて、自分の気持ちって?と考える。
もしくは、本当は嫌って気づいているのに言えない。
入ったばかりのお店に、声の大きい人がいてうるさかったんですね。
友人は、
「私は声の大きい人が苦手。店を出ようか?あなたは平気?」
と私に聞きました。
平気じゃなかったんですよ。
でも私は、 店を出るという発想がなかった。
無意識に妥協をしていました。
もし、「うるさくて嫌」と気づいたら、より良い選択をしようと思いますよね。
ありのままで、
むき出しの心で、「感じる」というのは私の課題ですが、
この旅で、少しヒントを得たような気がしています。
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