新たな生活の準備をする
これは、大前研一氏の言葉です。
肝に銘じておきたくて、手帳に書き残しています。
年末年始にかけて、私は私を取り囲む様々なものをを変えることにしました。住む場所に至っては400kmほどを伴う、人生10回目の引越しです。
もはや引越し自体は慣れたもので、荷造りや手続きあれこれはスムーズにできる自信がありますが、今回の引越しはこれまでの引越しとは少し違い、必要性で言えば必須ではありませんが、自分で変えたくて決意しました。
今の自分は、環境や付き合う人、時間配分などからなる生き方を変える必要性を強く感じています。
今の人生少し退屈だなと感じてしまったからです。
退屈だと感じてしまったら、まず今の環境でその退屈さを脱却することはできないか、考えてみることも大切です。
なのでこの1~2年は同じ環境に留まりつつ、退屈感を抜け出せるように生きてきました。
しかし根本的な部分では変わった感じはせず、異なるやり方でアプローチしようと思い立ちました。
退屈だな~と思ってすぐに全てを投げ出し変えてしまうと、私にとってそれは欲望に流された逃亡の印象になってしまう恐れがあって、1~2年は置かれた場所で咲くことに力を尽くしてみました。
そのおかげで今は自分から変えることに対する恐れは小さくなりました。
「人生は苦痛と退屈の間の振り子運動である」
哲学者ショーペンハウアーの言葉です。
新たな変化は、ほぼ必ずと言っていいほど何かしらの苦痛を伴います。
ただその苦痛を感じてこそ、新たな価値に気が付いたり、幸福感を得たり、はたまた退屈から抜け出すことができるのだと、今はそう思います。
2024年ラストのチャレンジ、残り2か月を今の自分を変える期間に使おうと思っています。
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