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『スタイル別にわかるインテリアの基本』を読んで(その6)

今回は部屋別にインテリアのポイントを学んでいきます

◆リビング

趣味のものや子供のおもちゃなど、生活感が出るものは上手く隠すと良い
リビングはすっきりと、家具や小物の数をしぼる
色も、ナチュラルなカラーを中心に色数をしぼって統一感を出す
家具や小物のフォルムもシンプルなものを選ぶ
照明については、特に補助照明でお気に入りのファブリックや小物を効果的に照らしてディスプレイする

家族で過ごすばかりでなく、ひとりでゆっくり過ごすスペースを作ることもできる
一人がけの椅子を置いたり、床の一部にラグを敷いたりする

テレビ横は視線が集まる場所のため、
写真やグリーンをセンス良く並べると良い


◆ダイニング

利用しやすい動線計画が重要
イスを引いて立ったり座ったりするには、
最低でも60〜80cm、人がうしろを通るには1m以上のスペースが必要である

ダイニングでの食事中に、調理後のキッチンの様子がそのまま全部見えてしまうのでは、
落ち着かない
キッチンカウンターや部分的な間仕切り、
シンクとテーブルの位置関係などで
キッチンを適度に隠す工夫を

リビングスペースとダイニングスペースを分けるには、
間に背の低い家具を置いて仕切ったり、
リビング部分にカーペットを敷いたりする
(我が家では後者を実践中!)

◆キッチン

キッチンはその配置によって、独立型、
ダイニングやリビングとつながったオープン型、その中間のセミオープン型に分けられる

独立型は、音や匂いを気にせず調理に集中でき、食事は別の部屋でとるのでキッチンが散らかったままでもOK

オープン型は、周囲とコミュニケーションをとりながら調理を楽しめる

セミオープン型は適度な目隠しを作ることで、両方の長所を活かせる

キッチンは特に、見せる収納と隠す収納を使い分けるのが良い

◆ベッドルーム

部屋全体を明るく照らすのではなく、
ベッドサイドや足元、壁際などと、
複数の小さな照明を分散させて置くことで
くつろぎ感を出すことができる

また、化粧スペースをつくる際は
直射日光の入る場所は鏡に反射するので避ける
化粧スペースだけでなく書斎スペースをつくる際にも、
ドアを開けるとすぐに目に付くようは場所は落ち着かないので避ける


◆子ども部屋

収納は子どもが自由に中を区切ったり、
棚を並べ変えたりと工夫できるものを選ぶ

子供の成長に合わせ、家具の数やレイアウトを変化させられる部屋にすることが大切


◆玄関

住まいの顔ともいえる玄関のため、
見てほしくないものは表に出さない工夫をする

小さなスペースだからこそ、圧迫感のないように演出したい
落ち着いた淡い色使い、やわらかな間接照明、また大きな鏡を置いて広がりをもたせるのも良い

すっきりとゆとりある空間にアクセントとなるものがあれば、
人の目は自然とそこに引き付けられる
花やグリーン、絵やグッズ、タペストリーやファブリックなどをワンポイントで飾ると良い


◆サニタリー

タオル類やスリッパ、マットなどの色使いに木 気を配る
全体を清潔感のある白や、フレッシュなグリーン系でまとめるなどのほか、
アクセントにカラフルで鮮やかな色を使うのも効果的
白やベージュ系の壁の一部に、塗装や壁紙で色を加える方法も良い
濃い色は奥行き感が出たり、生活感を薄めたりする効果がある


◆ワークスペース

独立した部屋を設けなくても、
階段の踊り場や、ロフト、廊下の一部などを使ったり
リビングやキッチンの一角にコーナーを作ったり、
昼間は使用しないベッドルームの一部を使ったりなどして、
ワークスペースをつくることができる


以上です


今回は部屋の用途別に、インテリアのポイントを学びました

最近は賃貸でも取り付けられる棚や、壁紙がたくさん出ています

実際に我が家では、無印良品の"壁に付ける家具"を多用しています
今度は壁紙の一部を変える"アクセントウォール"に挑戦してみたいです

次回、いよいよ最終章です

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