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『スタイル別にわかるインテリアの基本』を読んで(その4)

今回は、照明のノウハウについて読んでいきます

多灯照明にするのがポイント

部屋を良い雰囲気にするコツは、複数の照明を用いること
1灯で全てをてらそうとせず、複数の照明を組み合わせて明るさをプラスしていきます

照明は「高さ違いで」設置することによって、さまざまな陰影が生まれ、
部屋に奥行きと立体感をもたらします

配光とは

照明器具からの光の広がる方向や、広がり方のこと
次の5種類があります
全般拡散照明、直接照明、半直接照明、
間接照明、半間接照明

実際、その照明器具が点灯したとき、
どの配光パターンになるかをイメージしながら、照明プランを考えます

また、電球自体にも種類があります。
蛍光灯は影ができない電球で、
LED電球は、光が真下へ直接的に向く電球です

照射面について

光が当たる照射面をどこにするか、もきちんと計画に入れましょう

天井・壁・床の3面にまんべんなく光をあてると、ふわっとしたやさしイメージ

床と壁だけに当て、天井を暗くすると落ち着いたイメージ

天井と壁に当て、床を暗めにすると、
天井が高く見えます

また、照明は高い位置から広い範囲を照らせば、活動的に

低い位置において下層だけ照らせばムーディーな雰囲気

ダイニングテーブルを照らす照明の場合は、
そのテーブルの天板の素材や色も影響します
白くツルッとした天板なら、ワット数は小さめですみますが
黒い天板なら、照度を大きめにする必要があります

部屋別・照明のテクニック

  • リビング
     多目的に対応するために、もっとも多灯照明にしたい場所
     補助照明を置く位置をランダムにするとラフな印象に、
    左右対称にすると拡張高い雰囲気になります

  • ダイニング
     料理をおいしく見せる光は、赤みのある白熱灯

  • キッチン
     安全面に配慮して、手元に影ができにくい蛍光灯が良い
     キッチンにぬくもりがほしいときは、小さなペンダントライトなどで白熱灯色をプラスします
     また、キッチンは汚れやすいので、シンプルで油汚れなどの手入れもしやすい素材を選ぶと良い

  • 寝室
     低い位置の灯で構成すると落ち着いた雰囲気になります
     光源が直接目に入らないようにすると尚良いでしょう

  • 玄関
     迎える側、迎えられる側の間に照明を設置すれば、お互いの顔がよく見えます

  • サニタリー
     トイレなどは限られたら面積だからこそ、小さくてもおしゃれは照明で飾ると良い
     洗面台は、色の再現性に優れた白熱球色と、影の出にくい蛍光灯色のミックス使いが理想的
     浴室に窓がある場合は、窓の対面に照明をつけると人の影が窓に映ってしまう
    照明は、窓に対して側面にあたる壁に設置する

以上、かなり具体的な照明テクニックを学んできました


私も引越しで照明を設置する際、0から学び、
ダイニング・寝室にペンダントライト
リビングにフロアランプを設置しました

冬ごろまでに、リビングのライトをもう一つ増やせたらいいなあーと、思っています

次は、カーテンについて読んでいく予定です


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