『スタイル別にわかるインテリアの基本』を読んで(その2)
前回の続きで、表題の本についての後編です。
⑤のカフェスタイル以降とコラム2つ分まとめました。
⑤カフェスタイル
・フレンチテイスト、アメリカンダイナー風、カウンターバーなど
・厳格なルールにしばられず、自分の好きなものを大切にする
・個性的なデザインの椅子を不揃いに置く
・ソファは必須
・カウンターがあるといい
・椅子/ソファ→ゆったりとした時代を思わせるレトロ感
⑥和モダンスタイル
・日本人本来の「低い暮らし」
・ロータイプのソファや、低座椅子
・家具も背の低いものを選ぶ
・家具類は直線的で白木が中心
・小物は墨黒や朱のもの
・あまり素朴なものを選ぶと民芸調の路線になってしまうので注意
・シンプルかつ、洗練されたものを選ぶ
⑦ヨーロッパ&アンティークスタイル
・フランスのロココ様式、
イギリスのクイーン・アン様式、
ヴィクトリア洋式、ジョージアン様式など
・アンティーク=つくられてから100年以上
・年代にこだわりすぎず、ある程度の年数が経過した、味のあるものであれば良い
・クラシックであってもデコラティブすぎないもの
・フェミニン、猫脚など
・ランプやサイドテーブルが取り入れやすい
・照明の灯りは、明度の高い白熱球
・花柄のファブリック
・柄を多用するときは、うるさくならないように品のあるもの同士を合わせる
⑧カントリースタイル
・キーワードは「外国の田舎」「木の温もり」「ラフさ」
・素朴さや手づくり感の感じられる、ちょっと古びたもの
・木材は無塗装に近い
・パイン材は色味が明るく、節がしっかりあらわれているもの
・国ごとに、アメリカン、ブリティッシュ、フレンチなどがある
・全体的に木を中心とした自然素材を多用
・家具は少し重厚感があるもの
・ドアノブやチェストなどの取手は、
古色仕上げの真鍮
・パッチワークや、洗いざらしのコットン、チェック柄の生地
・雑貨、小物のキーワードは「心温まるもの」
・ガーデニンググッズをインテリアに取り入れる。ブリキなど
・ホーローやカゴ、デザイン性の高い皿
・ナチュラルカントリー
→白や生成を基調とし洗練されたライン
その他
Q.インテリアスタイルをちぐはぐにしないコツは?
A1.トーンの違うものは隠す、または逆に目立たせる
A2.家具塗装料でリメイクする
Q.効果的で美しいインテリアグリーンの置き方は?
A1.窓際にまとめて配置
A2.たくさん並べる場合は、大きさや種類に統一感をもたせる
A3.種類の違う複数のグリーンを、大小の変化をつけて、部屋の複数箇所に置く
以上、2部作でまとめました。
うちの家は、カフェスタイルに近いなあ。
実家は意外と、ヨーロッパ&アンティークスタイルに近いです。
義実家はシンプル&ナチュラルスタイルかもしれません。
母の部屋はカントリースタイルです。
私は本来〇〇スタイルでまとめる、というこだわりはないのですが、
妹の部屋をインテリアコーディネートするのに必要なので学びました。
面白かったです。
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