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人民のための政治でないなら従わないだけ
セールスマンはすぐお断りでいい。適当な話で買わせてなんぼの仕事なんだから。それでコミッション貰っているんだから。本当に良い商品やサービスなら、利点も欠点も隠さず、アフターサービスもしっかりし、顧客に耳を傾け改善を心掛け満足度も高い。自分で調査して選んだ方が良い。
普通そうじゃないですか?
民主主義の政治家は人民に選ばれ人民を代表して人民のためにいる。民間サービス業では無い。利益相反があってはならない。
次期大統領は法的に義務付けられている倫理誓約に署名し、政権移行のために受け取ったすべての寄付を開示し、国民の利益のために職務を遂行することを示さねばいけません。でなければ、政府機関を明け渡せないルール。
当たり前ですよね。
本来これに署名する期限は10月1日。選挙前です。
これにトランプ氏は署名しませんでした。
そして今日(11/23/2024)の時点でまだ署名していません。
民主主義プロセスが遂行されているかを監視する超党派の組織、キャンペーン・リーガル・センター (CLC)によると、
考えられる理由は、トランプ氏が重大な利益相反の懸念を引き起こす資産を多数保有していること。
もちろん仮想通貨やソーシャルメディアも含めてです。政治に関わるとなれば、これらから手を引く必要があるのです。
また、次期大統領は政権移行資金として個人から5,000ドル以上を受け取ってはいけません。全ては一般に開示されなければいけません。国家の安全のためです。
しかしトランプ氏の今までの行動や周辺の人間を見ている限り、思いっきり利益相反していますよね。前回もそうでしたので、今回も民主主義のための法律を無視しまくるでしょう。
リベラルとか保守とか関係ないですよ。
党を超えて問題視している話です。
まともな政治家はキャリアに傷がつくのが嫌なので、トランプ陣営に加わりません。保守派も問題がある人物には反対します。すでに一人脱落したでしょう?ある程度は機能しているとホッとしましたよ。
そんなわけで、トランプ氏の周りは軽ーく忠誠を誓い、自分の地位と私欲のために大衆の前でウソをつき、セクハラ、差別上等、批判されても平気な人材、それを擁護する人材ばかりになります。
もはやネタにしか見えないインチキ先生ご推薦の品を大絶賛するセールスマンたち。困った事に騙されて買う層がいるんですよね。ゴミを月々の分割払いで買ってより貧乏になる層が。
汚れ落とし、デトックス、汚腹スッキリ、汚肌スベスベ、ガマ油。似ていますね。金持ち父さんは?
あ。クリプトがこの枠か。
自分で調べない人、考えない人、日頃から努力しない人ほど飛びつくものです。ゲット・リッチ・クイック。
あれはおカネではないです。動かす度に手数料や税金が発生するモノです。ちなみに私は昔、ロン・ポールに嵌ってゴールドを買った事があるのですよ。なので馬鹿にしているわけではありません。
USドル覇権と負債の議論は今に始まった話では無いですからね。調べてみてください。当時私はサブプライムが弾けたらドル覇権終わるかと思っていたんですよ。
ところがどっこい、インチキを承知でやっていた汚い金融機関を政府は助けてしまった。アホみたいな借金を抱え、世界に迷惑をかけているのも気が付かずにワガママ言っているアメリカンを助けてしまった。
そりゃものすごく腹立ちましたよ。真面目にコツコツやって耐えてきた自分がバカを見ているじゃないかと。
そして学びました。結局はこうなるのだと。
人民のための政治。笑
クリプト買うのはいいと思います。私も最初はとうとうリバタリアン的なものが実現できる技術ができたと興奮したものです。ただ今はリバタリアニズム自体が無理だと考えています。理由: 人間はクソだから。笑
というわけで、あれは投機だという事をお忘れなく。
いまだに取引所の安全性も確保されていないですからね。ちゃんと税金払っていない人も多そうです。またマネーロンダリングやテロ支援になってしまうこともあるでしょう。
となると結局は法律で固めるしかないんですよ。所詮は金融商品になるしかない。
実際そういう流れになりましたでしょう?
こういう問題をとっくに指摘してきたのが、エリザベス・ウォーレン氏です。私に言わせれば、2020年は彼女がバイデン氏よりも大統領適任者でした。
20年以上前のハーバード・ロー教授時代から、若い世代が学費や基本的な生活費で苦しんでいること、結婚しても楽にならない事、そして住宅投資が投機になっている事をビシバシ指摘し、庶民のためにウォールストリートと戦ってきた人ですからね。本物の庶民の味方ですよ。
私はマサチューセッツ州住まいの有権者なので、今回の上院議員選でエリザベス・ウォーレン氏に投票しました。対抗の共和党のジョン・ディートン氏も悪くなかったです。クリプト支持、デトロイトの貧困地帯出身の庶民派弁護士。暴力や人種差別をしてきた側だという告白をしており、ディベートも面白かったです。ただJDヴァンス氏同様、ぽっと出。
まあクリプト支持派の戦略があったのでしょう。
もちろんエリザベス・ウォーレン氏の圧勝です。
私はマサチューセッツ州は心配していません。
人民のための政治でないなら従わないだけですから。
今読んでいる本:
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トランプ氏を支持する人が多い州の方が悲惨な事になっていくでしょう。
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まさか中国製なんてことはないよね。