アメリカオカシイそれでいい 10-そしてまた繰り返す
トランプ大統領復活、決まりましたね!
まあこれはこれでオッケーです。
なにしろオカシイ国ですから。笑
私のnoteでも書いてきましたが、
米国のほとんどが、ウォルマートしかない、ガソリンスタンドとドーナツ屋があるところが一応ダウンタウンってことになっている、みたいなレベルの田舎ですからね。東海岸でさえ郊外にちょっと出ればこの世界。潰れた工場、不良の溜まり場になった挙句に廃墟になったショッピングモール、胡散臭いカーディーラー、汚いダラーストア、唯一できた新しいものがマリファナショップ、なんて世界。
驚きでは無いです。
ただ最近に始まったことじゃ無くて、ずっと続いていてこうなった事なんですけれどね。こういうところの人は世界経済や長期的展望とか興味無いんです。目の前の生活費が大事なんです。それで「共和党=減税=経済に良い」「民主党=増税=経済に悪い」で判断するんです。これは昔から。ガソリン代がちょっと上がるだけで大統領の悪口言うんですよ。聞き飽きて、あーハイハイってなります。
なので結果は「またこれか」です。
富裕層の減税と企業の規制緩和をしても、労働者が安くこき使われるだけで恩恵が無いとか、増税嫌だけれど社会福祉が充実すれば結果出費が減るとか、そこまでも考えない。
だから何度でも金持ちに騙されるんです。
もうサブプライムを忘れてやがる。
言ったでしょう。トム・ソーヤーの時代と変わらない海千山千の国だと。差別も含めてハックルベリー・フィンの冒険に近いか。
民主党の規制やポリコレはウザいけれど仕方がない面もあるんだよね。そうでないと弱者がカモになるから。
でも投票で決まったのでオッケーです。
The masses are assesでは無い。
良くも悪くも通らないといけない道なのだろうと考えています。
今から寂れた人口密度が低い過疎化している田舎に突然、中国製の代わりの国産日用品工場がたくさんできて、ロボット化はせずに人を雇って、ユニオン化しなくても、企業がトリクルダウンで良い給料と健康保険をくれて、なぜか生活費だけは下がって、家も買えたら本当にいいよね。
氷河期突入の頃聞いていた女性パンクバンド、L7
I still get angry
I still get sad
And the losers still drive me mad
And I wonder
If I have anything to say anymore
Oh yeah I wonder if i have anything to say
Except the masses are asses
They're all asses
Things still piss me off
And things still make me cry
Poetry's in motion but not in mind
Poetry's in motion but not in my mind
Poetic justice will come in time
And I just have to laugh
I just have to laugh
Because the masses are asses
We're all asses
Masses are asses every day
Masses are asses in every way
Woo woo!
これでアメリカオカシイシリーズは一旦終了。これからはトランプ政権下でどうなっていくのか観察日記を書くと思います。
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