米国籍の日本人がこれからを書いてみる
note見ていると、次期大統領が決定する前は陰謀論者のトランプ支持記事ばかりだったのに、決まったとたんにあーだこーだ。ズルい! 笑
さて米国のこれからを書いていきますが、まずは自己紹介。
私は一般市民ですが、
米国籍。日本国籍は完全に抜けている。前回のトランプ政権の時に市民権を取得。今回は2回目の大統領選投票だった。中間選挙や予備選挙でも投票しているので、不正なんか簡単にできないのを知っている。
元日本人。先進国脱落しかけている国出身。イタリア人、アルゼンチン人と痛みを分かち合っている。いろんな外国人、アメリカ人と話す。長く住んでいるのはマサチューセッツだが、ハワイやカリフォルニアに住んだこともある。自分は東海岸が合っていると自覚している。
アジア人。マイノリティ、どんなに頑張っても外人扱い。リッチで賢いと見なされる時もあれば、文化的でない貧乏人扱いされる時もある。どっちでもない自分は散々苦しんだが、今は受け入れて笑い飛ばしている。
女性。思いっ切り女性。あのタイプのフェミではなくて、男性と変わらないリスクと責任を負った上で、それでも埋まらないギャップや疎外に対し開けっぴろげに文句を言う、男性の敵にはならないフェミ。弱者男性、弱者女性を理解しようとはしている。
母親。子供は一人は重度自閉症児。なので米国の福祉や医療制度もそこそこ詳しい。もう一人は公立の高校生。定型発達児。ハーフだが高校で唯一の日系。東アジアお受験教育や自国言語、文化の押し付けはしていない。住んでいるところはミドルからアッパーミドルクラスとされる地域で公立でも9割が大学進学する。人種割合は白人66%、黒人12%、アジア系が8%、ヒスパニックが7%、マルチが7%、残念ながらネイティヴアメリカンはほとんどいないが、まあまあバランスが取れている。日本人が集中している地域に住んでいる人とは経験が違う可能性が高い。
職業は土木建設エンジニア。ブルーカラーとホワイトカラーの間にいる。ユニオンとノンユニオンの間にいる。公共と民間の間にいる。全北米の仕事に関わる。田舎のも大都会のも各種調査書を大量に読む。環境問題は直接関わる。
副業で起業しているので、ビジネスの方も一通りやっている。それに影響する政治の行方も見ている。
政治的に割とニュートラル。昔、リバタリアンにもちょっと嵌った。このクズだらけの世界では無理と判断して辞めた。今は基本的には民主党寄りだが政策や状況によって個別に判断している。
宗教には属していない。無宗教と言いながら「日本」という宗教に属している人でもない。だから国籍を抜ける事もできたと思っている。
1975年東京生まれ。正確には出生数が減り始めたポスト団塊ジュニアだが、親は完全に団塊。日本(東京&埼玉)での生活は、セコセコ、セカセカ、常に競争、窮屈でも待たされてもとにかく我慢、ペド、痴漢、セクハラ、ボディシェイミングの思い出しかない。氷河期だが仕事はあった。ただ女性に機会平等なんて全く無く、最初から一生男性に追いつけない人生が約束された世界だった。それなのに女性が戦おうとさえしない。完全に終わっていると2000年に脱出。
X世代はアナログからデジタル、ネット社会への変遷を見てきている。今のZ世代の立場と似ているところもあり共感できる。やっとここまできた。応援している。
というわけで、立場的にどこかに強く属していない人なんですよ。なのでnoteでブツブツと。笑
こんなのも書いています。
103万円の壁では無く、700万円の崖があるアメリカの話。
真面目に働いたら負け。でも貧困のワナにかかっても負け。
もっと言えば、
負けてもいいじゃん。
どうせみんな、食ってクソして寝て死ぬだけだから。
どうぞよろしく。