カメレオンな私
「カメレオン」になってもう何年の月日が経つだろう。
なんなら、物心ついたときからカメレオンなのかもしれない。
ここでいう「カメレオン」とは、相手の性格やノリを把握した上で、
相手に合わせた自分になることを指している。
この性質で良いことといえば、臨機応変に対応できる点。
人だけでなく、全体の空気感や状況判断が他の人よりもかなり敏感で、
そのときどきで、振る舞いを変えることができる。
だから、覚えてもらえることも多い。
カメレオンはいつから始まったのか分からない。
けど、そうなってしまう理由はある。
そもそも、雰囲気が悪い空気感や
初対面のとき、時折訪れる無言の時間、
お互いに探り合っている空気感が耐えられえない体質のため、
空気を明るくしなきゃっていう使命感が働き、
カチッという音を立てるように自動スイッチが作動する。
でも、一人になるとどっと疲れがくる。
仕事はもちろん、プライベートでもこんな感じだ。
解散したあとはスイッチがオフモード。
要は、「一人の沈黙」を欲している。
内省する時間がほしいのだ。
自分自身を色で表すと、「黒」や「青」だと思っている。
でも、他の人から見た私は大体「オレンジ」とか明るめの色を言われることが多い。
自分色と誰かから見る色が不一致なのだ。
つまり、本来の自分が出せていないと思っている。
でも、本来の自分とは?
カメレオンを続けて長年になると、
「本来の自然な自分ってどれ?」ってなる。
多分どのときも、私なんだろうけど、
どっと疲れること自体、本来の自分ではないと私は思ってしまう。
自分を大事にしてこなかった自分のために、
時間はかかるかもだけど、
自然体の自分を探すことにした。
人に合わせることなく、正直に。
ありのままで。
自分がフィットするところに。
一番難しいこと。「Love myself」
そして、「Be myself」
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