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「呪詛」


    期待値 ☆★★★★
     グロ ☆☆★★★
ストーリー構成 ☆☆★★★

     総評 ☆★★★★


2019年国際映画祭にノミネートされ、制作国台湾では興行収入史上最高を記録した作品です。サブスクはNetflix限定配信となります。

台湾産ホラー映画の中では間違いなくトップクラスの怖さでした。計2回視聴しましたが、一度目の視聴後は内容がまるっきり夢に出てきてうなされ、2度目はあまりの怖さに一緒に観ていた友人が途中でリタイアする始末。


学生時代に宗教色が色濃く残る村に遊び半分で行った挙句禁忌を犯してしっかり呪いを受けた女性の話。その呪いはのちに産まれる自分の娘に降りかかっていきます。果たして彼女は呪いから娘を守れるのか、というそんなに複雑じゃないストーリーです。

グロテスクなシーンはもちろんのことですが、虫が苦手な方はほんっっっとうに閲覧注意です。気味悪さ、気持ち悪さを視覚的にめちゃくちゃ訴えかけてくるので…

あとわたしの場合はですが、どうしても主人公に感情移入ができなかった。まさに『因果応報』という言葉がピッタリな展開に終始イライラしてたくらいでした。



ただこの映画の凄いところですが、騙し絵?のような画面を注視させたり作品内でキーワードとなる呪文を一緒に唱えさせたりと、視聴者も映画の世界に没入できる『参加型』であることです。この映画の真髄はそれにこそあると思いますので、演出全てを全身で楽しんで呪詛の世界に入り込んでください。



そしてぜひ一緒に唱えてください
「ホーホッシオンイーシーセンウーマ」


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