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国語辞典に 人財 が載る件
人材を人は財産だから人財という表記は面白いと思います。
人は財産で材料ではないのだから 人財 と表現しているとのことです。
しかしそもそも 材 には「逸材」「適材」のような使い方もあります。
実は「『材』は才能の意味を示すので悪い意味はないのです。」
たまに木材や材料と同じで人材と軽んじているように感じるようであるがこれは 無知 故にそうなってしまうのです。
木材は木の可能性という意味合いです。感謝の意さえあります。
企業すら人財を取り入れているところもあります。トヨタもその一つです。でもそれは材の意味を知らないから財にしているのでは無くて、トヨタに志願して入ってくる人々が材を知らないから知らない人々のレベルに合わせているということになります。
人材に対して 財 を当てがう事は少々面白いし、素晴らしい観点ではあるものの、まずは根本の意味を知ることから始めないといけないなかな?となる側面も感じられます。
多くの人がそう感じてしまうのであれば確実にそれは日本の教育制度の欠陥であって、言葉になんら問題はないということです。
この言葉以外にも使い方を間違えている言葉は数多くあります。
国語辞典に 人財 が登録されて広く認知されるのは良いことなのでしょうか?言葉の多様性という面では興味深いですが、根本の意味を忘れてしまわないように注意したいものです。
コレがいわゆる現代の 温故知新 になっているのかもしれませんが、古きを温め新しきを知るというように人材の材は可能性でその可能性は財産だから人財というように、そういった人の尊さ背景に人財を辞典に追加して欲しいものです。
材が人を軽んじているから財とするというような掲載だけはどうか避けてもらいたいものです。
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