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オミクロン(ギリシャ文字)

勉強はお金になりますと以前もお話ししましたが、勉強をしておくとオミクロンと言われてもパッと何か浮かぶもので不思議です。


オミクロンとはギリシャ文字のアルファベットの15番目です。ギリシャ文字とは、古代ギリシャ人がギリシャ語を表記するために作った文字で、今のギリシャでも使われています。

英語などローマ字のアルファベットは26文字、日本語の平仮名は46文字ですが、ギリシャ文字は24文字と少なめです。英語の中にはギリシャ語から派生したものがいくつか含まれています。アテネやエステティックというのは綴りから見た発音がギリシャ語読みになっています。興味のある方は調べて見てください。

アルファ(α)、ベータ(β)、ガンマ(γ)、デルタ(δ)、イプシロン(ε)、ゼータ(ζ)、イータ(η)、シータ(θ)、イオタ(ι)、カッパ(κ)、ラムダ(λ)、ミュー(μ)、ニュー(ν)、クサイ(ξ)、オミクロン(ο)、パイ(π)、ロー(ρ)、シグマ(σ)、タウ(τ)、ユプシロン(υ)、ファイ(φ)、カイ(χ)、プサイ(ψ)、オメガ(ω)

コレがギリシャ文字です。物理や数学で見たことのある人も多いと思います。健康食品のオメガ脂肪酸などのオメガもこのオメガが関係します。オメガ3脂肪酸は 炭素の二重結合が1番後ろから3番目にくっついているので 一番最後のオメガ が使われています。

余分にという意味合いで使われることの多いプラスアルファーのアルファーはギリシャのαです。

コロナの発生国名をつけることでマイナスの印象を与えかねないとのことで、コロナ禍で代替え的に使われるようになったので、多くの方が耳にしやすくなったギリシャ文字ですが生活の節々に実は使われていたのです。アルファベットというのは αとβ から来ていると言われています。

今までに12種類のコロナが確認されていて、ではなぜ今回 ニュー と クサイ を飛ばしてオミクロンとなったのか?

ニュー は new  と混同されやすいから、クサイはxiを名前にしている方がいます。中国の方もその一例で差別などを配慮してのことと言われています。

ギリシャ語は日本に住んでいると学ぶ機会も少ないですがコレを機会に学んでみると意外と面白いものですよ。是非、お調べください。

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サルサルキア
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