好きな音楽11/20

・Dinosaur Jr.の1stアルバム「Dinosaur」のCDを買った。中古で約1500円。

　Dinosaur Jr.、本当に好きなバンドだ。元はハードコアバンドだが、60、70年代のような哀愁あるメロディや、ひねくれた内向きな感情と激情が乗せられて、唯一無二の世界を作っている。引き算された演奏から一気に轟音に切り替わる緩急が本当に格好いい。1stは荒削りだけどライブ感が強くて好き。
　ベースのルー・バーロウ、リッケンを低く持ってカタい音でかき鳴らすスタイルが僕は大好きなのだが、Joy Divisionのピーターフックに影響受けた弾き方な気もする。Joy Divisionをちゃんと聴くようになったのは最近だけど、どっちも姿勢込みで好きなベーシストだ。
　
　最近swimming eyesというソロ名義でskramzのEPを出した。

　以前からDie Eliminatorとは別に音源を作りたいとは思っていた。Dinosaur Jr.になりたい、みたいな気持ちがあって、ぼんやりと構想していた。そこにシューゲイザーの音像とskramzのような激情を併せ持つネジティブパンチの音源を手伝った経験や、大阪難波ベアーズでのライブで様々なハードコアバンドに触れたことで、skramzをやりたいと思い立った。取りかかってから1週間勢いだけで作った。一応初期のDinosaur Jr.がベースになっている。
　3ピースでライブする前提で作ってあるので、そのうちアステロの中とかでライブできたらいいな。

・トゥルースフォルスの音源をRECし始めたので、参考にと思って久しぶりにくるりのさよならストレンジャーを聴いたら、前より断然刺さった。一時期くるりを全作順に聴いてみようとして、TEAM ROCKの路線転換したサウンドが少しピンとこなくて、あまり聴かなくなってしまったのだが、その時と違って本格的にくるりの良さが分かった気がする。
　具体的に何が良いと思ったのかは説明できないんだけど、聴くときの抵抗感というか嫌な感じが全く無くて、全ての音が気持ちいい。