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任せるリーダーが実践している1on1の技術

私が務めている会社でも1on1ミーティングが始まりました

と言っても
「1on1ミーティングはじめます!詳しくはこちら↓」
みたいな発表でした。

1on1ミーティングって何?目標設定の面談、キャリア面談と何が違うの?特に気をつけたほうが良い、避けるべきことは?
次々と疑問が湧いてきたため、借りた本がこちら
「任せるリーダーが実践している1on1の技術」


フェーズ、スキル、メソッド、マインド
大きく4つの項目に章立てされていて、私が気になっていたのが、スキルとメソッドの項目でした。

本題に入る前に…
こちらの本はアドラー心理学をベースにして記載されているため、以下の本をセットにして読むことをオススメします。
「嫌われる勇気」


スキルとメソッドの話しに戻りますね。

スキルとは、傾聴、勇気づけ、質問、フィードバック、結末を体験させる。
これらはメソッドを行うための各パーツ、車に喩えるとエンジンのかけ方、ハンドルの操作方法、ブレーキの踏み方、窓の開閉方法に該当します。

メソッドとは、傾聴、経験学習サイクル、課題の分離、協力と目標の一致、解決志向ブリーフセラピー。
これらは複数のスキルによって構成されるパッケージ、運転に喩えると駐車場から路上に出るときの運転、悪天候の運転時における注意点、運転手が同乗者に配慮すべきポイント、長距離運転時における心構えに該当します。

スキルとメソッドが明確に切り分けられただけで、なるほどなーと納得したのですが、
さらに嬉しかった発見がメソッドの中の経験学習サイクルです。
経験学習サイクルとは、成功体験、失敗体験、プロセスについて前回の1on1ミーティングからの変化を話し合うということ。
業務のミーティングでも似たようなことを報告していますが、課題と進捗という形式であるため、成功、失敗、プロセスが混ざっています。
課題と進捗というフレームワークは、業務の喫緊の課題と最新の状態、進捗を把握する観点から必要ですが、成功、失敗、プロセスという視点からも物事を切り直してみる。
これによって1つの事象から見えてくるものが変わりそう、ディスカッションできることが変わりそうだなぁと思いました。

次の1on1ミーティングが楽しみになる一冊でした。
続きとして、「シリコンバレー式 最強の育て方 ―人材マネジメントの新しい常識 1on1ミーティング―」「HIGH OUTPUT MANAGEMENT」あたりを読みたいなぁと思っています。

以上です!

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