
【番外編】偽アルコール消毒液をチェックする方法
アルコール消毒液は重さを量ればアルコールの含有率がわかるので、ご参考にしていただければと思います。
本物はまだ高いですね。
5%しかない?韓国製の偽物が発見される
コロナに対しては日本では70~83vol%のアルコール消毒液を推奨しています。最近は60%でもいいとの見解もあります。ちなみに世界では50%の基準で使っている国が多いです。
厚生労働省HP:新型コロナウイルス感染症の発生に伴う高濃度エタノール製品の使用
しかしながら、発見された偽物は5%のものもあったとか。すごい偽物ですね。
見分け方がありますので、参考にしていただければと思います。
重さを量れば濃度はわかる
以前、お酒からアルコールを中質したことがあるので、濃度を測る方法は知っていました。
アルコールって、水より軽いんです。重さを利用してアルコールの含有量を知ることができます。
アルコール分と密度(15℃)及び比重(15/15℃)換算表
例えば、だいたい100mlの70%のアルコール消毒液があったとしたら、その重さは88gくらいだということです。
【水100%】=100g
【水30%】+【アルコール70%】=88g
こんな具合だと思います。
と、いうことは、今回のひどい話だった5%の消毒液がったとしたら
【水100%】=100g
【水95%】+【アルコール5%】=99g
というように、ほとんど水と同じ重さになりますね。
以上の事項はあくまで水とアルコールの2種類の物質の場合使える方法です。実際には微量ではありますがグリセリンなどの保湿剤も含まれるので、重さにはばらつきがあると思いますが、おおよそという意味で使えると思います。
消毒ジェルの場合も同様で、消毒ジェルにはアルコールと水以外に、増粘剤とかも入っていますので、あくまでおおよその値だと思ってください。
火を近づけてすぐ着火すると60%
40%アルコールだとすぐ着火しないとのことですが、60%アルコールだとすぐ着火するそうです。
アルコール測定器
こういった水溶液を測定できる機器がありますので、正確にやりたいときはこういうものを使うといいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!