番外編:腹腔鏡下子宮筋腫核出術(術前検査)
①MRI検査
核磁気共鳴画像法。磁気共鳴映像法ともいう。
白黒の濃淡のある画像で、体内の断面図を撮影する。
脂肪を白く写したり、水分を白く写したり、血管を写したりして画像診断に使う検査。
子宮筋腫は水分を白く写す「T2強調画像」で撮像する。ちなみに筋腫は黒く映る。
②血液検査
血液に含まれる細胞や酵素、抗体などの数を数値化して、病気の診断やリスクをみつける検査。
検査項目は、赤血球数、血小板数、肝機能、腎機能、凝固系、心機能、血糖値、白血球数、ヘモグロビン。
③尿検査
尿中の蛋白や糖などを調べ、さまざまな病気やその兆候を知ることができる検査。PH、比重、蛋白、糖、ケトン体、ビリルビン、ウロビリノーゲン、潜血反応、亜硝酸塩、白血球をに色調判定・混濁度を測定する。
④心電図
心臓の動きを電気の波形として記録する検査。
心電図が正常であると判断するには、まず不整脈がないことを確認して、P波・QRS・ST・T波・U波の形に異常のないことを確認し、各波より得られる横の時間軸の計測値が正常であることを見る。
⑤胸部X線検査
肺や気管支などの呼吸器のほか、心臓や縦隔、胸膜などの病変を調べる検査。