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なぜ習慣化には「小さな行動」が欠かせないのか?
こんにちは!
「習慣化コミュニティー」スタッフの
伊藤良です。
先日、10月に開催されるトライアスロンの
レースにエントリーしました。
昨年は残念ながらリタイアになってしまい、
完走の体験から遠ざかっています……。
今回はトレーニングを欠かさず、
完走したいと思います。(^^)
さて、今回の記事では、
・なぜ習慣化には
「小さな行動」が欠かせないのか?
というテーマでお伝えしていきます。
あなたの習慣化のヒントになれば幸いです。
「習慣化のコツ」について学ぶと、
・行動をゼロにしない
・ベビーステップが大切
・5分でもいいので行動する
といった言葉を見聞きした機会が
あるのではないでしょうか。
たしかに、習慣は継続が大事。
完璧にやろうとしてできないよりは、
ちょっとでも行動したほうがいいですよね。
実際、「習慣化コミュニティー」でも
コツコツと行動するメンバーの方たちは、
早起きや運動や片づけなどを
習慣化しています。
ですから、「小さな行動が大事」
という理屈は、何となく理解できます。
ただ、同時にこう思ったことは
無いでしょうか?
「5分だけやることに、
本当に意味があるのかな?」とか。
「5分だけランニングや片づけをしても、
現実はほとんど変わらないよね」と。
その感覚、間違ってないんです。
5分だけ走っても、翌日に急に3キロ
やせてたりしないですよね。(笑)
ただし、変化が起きていないのは、
・「外側の世界」への影響
の話です。
実は、習慣化で「小さな行動の重要性」が
くり返し語られる理由は、
ほかにもあるのです。
それは、私たちの
・「内側の世界」への影響
の話です。
「小さな行動」は、
「自分が自分をどう捉えているか?」
という自分のイメージに
影響を与えています。
少し難しい言葉でいうと、
「小さな行動」は「自己認識」に
変化を及ぼしているのです。
この自分のイメージの変化こそ、
習慣化に重要なものです。
なぜ、自分のイメージが変わることが
習慣化に重要なのでしょうか。
理由があります。
なぜなら、私たちは
・「自分のイメージに沿った
行動をする傾向があるから」
です。
たとえば、マラソンを長く続けている人は、
自分のことを「ランナー」だと
認識しています。
すると「自分はランナーなんだから、
週に1回はランニングしよう」と思います。
ですから、「時間をつくって走ろう」
とするのです。
その行動が継続した結果として、
ランニングの習慣が定着するわけです。
きっと、あなたが普段している行動にも
同じようなイメージが
あるんじゃないかと思います。
たとえば、
・自分を「会社員」だと捉えているので、
朝起きたら会社に行く
・自分は「親」だと認識しているから、
子どもを育てる
・自分は「きれい好き」だと
思っているから、片づける
というように。
この「自分のイメージの書き換え」を
するために大事なのが、
・「小さな行動」
なのです。
そのため、
・行動をゼロにしない
・ベビーステップが大切
・5分でもいいので行動する
といった「小さな行動」が大事だと
くり返し言われているわけですね。
では、どうすればいいのでしょうか。
具体的には、
・早起きなら昨日より5分でも早く起きる
・ブログなら50文字でもいいので毎日書く
・読書なら3行でも読む
・運動なら10回スクワットする
・日記なら1行でも書く
・片づけなら「一日一捨て」をする
などの「小さな行動」実行しましょう。
継続すれば、本当に変化するのです。
私自身、長い間、自分を
「夜ふかし人間」だと
思っていました。
生まれてから、
ずっと夜ふかしだったので……。
そのイメージ通り、
ずっと早起きが苦手でした。
でも、早寝を意識して1日5分でも
早起きできるようになる。
それが、何度も続く。
小さな行動による成功体験を味わう。
すると、自分に対するイメージに
変化が起きてきたんですね。
結果、今では、私は自分のことを
「早起き人間」だと思っています。
こうした自己イメージに対する
変化をつくるために、
「小さな行動」が重要なのです。
ですから、たった5分の行動でも
あなどれないわけです。
さて、「小さな行動」が重要な理由、
伝わったでしょうか。
5分の行動でも、自分へのイメージに
影響を与えるために大事にしましょう。
今日の記事が、あなたの習慣化の
ヒントになればうれしいです。