ディープドライバーにつながる「快のアクション」を見つける方法
■先日、「習慣化コミュニティー」で
読書会を開催しました。
課題本は『ディープドライバー』です。
そこで、本の内容に合わせた
ショートセミナーも共催しました。
内容の一部を3段階に分けて
ご紹介していきますね。
■まず、1段階目からいきましょう。
ショートセミナーで扱ったのが、
(1)不快なアクション
(2)快のアクション
の区別です。
「不快なアクション」とは、
・やるべき行動
です。
たとえば、
・やらなければいけない約束
・強制された依頼
・トラブルへの対応
など。
一方、「快のアクション」とは、
・やりたい行動
です。
たとえば、
・得意なアウトプット
・好きな運動
・楽しい学習
などですね。
私たちが日常的に行っている行動。
それには
(1)不快なアクション
(2)快のアクション
という2つの分類がある。
まずはここを押さえておきましょう。
■次に、2つ目の段階にいきますね。
さて、私たちの日常は、ほうっておくと
(1)不快なアクション
に埋め尽くされていきます。
なぜでしょうか。
不快なタスクは、
「外側から自然発生してくるから」
です。
たとえば、
・メールやLINEへの返信がたまる
・会社や家庭で呼ばれる
・電話がかかってくる
などが、その例です。
でも、それらに対応しても、
人生の質が高まることは
少ないんですよね。
たとえば、メールやLINEを
1日に200通も返信する。
たしかに、達成感はあるかもしれません。
仕事も進むでしょう。
でも、何も生み出していませんよね。
なぜなら、「外側からの刺激に
反応しているだけだから」です。
だからこそ、私たちが取り組みたいのは、
(2)快のアクション
です。
これが、ディープドライバーにも
つながります。
たとえば、
・モーニングルーティンのための早起き
・健康増進のためのランニング
・快適にすごすための片づけ
・自分を磨くための読書やセミナー受講
などの行動です。
「理想の自分」や「なりたい自分」に
近づくためのアクションですよね。
快のアクションが、不快なアクションと
大きく違うところがあります。
それは、
「自分で決める必要がある」
ということ。
つまり、快のアクションは
「自分の内側から発生させる行動」
なのですね。
■最後、3段階目です。
さて、もしかしたら、あなたは
お気づきかもしれません。
そう、
「ディープドライバーにつながる行動は、
快のアクションに含まれている」
ということです。
不快なアクションは、
・やらなければいけない約束
・強制された依頼
・トラブルへの対応
などがあります。
一方、快のアクションは、
・早起き
・運動
・片づけ
・学習
などがあります。
■では、
(1)不快なアクション
(2)快のアクション
の区別は、どうやって
発見すればいいのでしょうか。
リストアップしたアクションリストを
眺めてみれば、すぐにわかります。
あなたがアクションリストを見て、
・やらなければいけない約束
・強制された依頼
・トラブルへの対応
などで気分が下がる。
それは
(1)不快なアクション
です。
一方、あなたが、
・早起き
・運動
・片づけ
・学習
などのリストを見て気分が上がる。
それは、
(2)快のアクション
なのです。
ディープドライバーの発見には、
(2)快のアクション
にできるだけ多くふれることが
重要になってきます。
あなたの1日の行動リストを
チェックしてみましょう。
もし「不快なアクションばかり
じゃないか……。」と思ったら、
行動を変えるタイミング。
不快なアクションを、
快のアクションに入れ替えられないか
考えてみましょう。
そのようにして、あなたの気分が
上がる快のアクションを1つでも
増やしていくこと。
その積み重ねのプロセスこそ、
ディープドライバーを発見するために
とても有効です。