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つわりを我慢しないで!


突然ですがつわりは、

もうおさまりましたか?


妊娠には、

つわりはつきものです、

と言ってもいいほど、


ほとんどの方が

経験するものです。


とはいえ、

その程度は様々で、


ほとんどないと言っていいくらいに、

軽い方と、


生理的な範囲を超えて、


いわゆる


「妊娠悪阻」


と言われる、


病的に重症な方とおられます。











つわりがあって、

少しむかつきなどがあっても、


生理的な範囲で、

ご飯も食べることができていれば、


多少の辛さはありますが、

妊娠を実感できて、


妊婦感も味わえ、

ちょっぴり嬉しい時もああります。


ですが、

生理的な範囲を超えた、


「妊娠悪阻(にんしんおそ」


の重症になりますと、


とても、

とても辛い状態になってしまいます。


固形物はもとより、

水分も受け付けられなくなり、


ほとんど何も食べていないのに、

吐き気が止まらず、


からえずきが続いて、


最後には、

吐血する方もおられます。


体重は激減し、

体力も落ち、


常に、

ムカムカしていて、


メンタル的にも、

憂鬱な気分が続きます。



妊娠中のトラブルは、

妊婦さん自身が

心身に感じている苦痛だけでなく、


常に、

胎児に対する心配が付いてきます。


特に、

妊娠悪阻の場合には、


妊娠初期のことが多く、

栄養が取れないことから、

胎児の発育を心配したり、


空えずきの時の、

腹圧で流産をしないかと、


えずきながらも胎児を気にして、

できるだけ腹圧をかけないように、

頑張ったりします。













誰かに相談が

できればいいのですが、


この時期は妊婦健診も、

4週間に1回くらいと、

まだ間隔が長く、


出産場所に行く機会がないので、

助産師や看護師に、


悪阻の相談をすることもできず、

一人で悩んでおられる方も多いです。



そんな状況でも、

自身は食べれず、

匂いで吐き気も催すのに、


パートナーや上の子のために、

なんとかお食事の準備をしなくてはと、


責任感から、

無理をしてまで、

ご飯の支度をしている方もおられます。



そのことが、

またストレスとなり、


悪阻を悪化させることに

なってしまいます。




それほど、

苦しい状況でも、


つわりは妊娠すると、

ほとんどの方が経験することから、

大げさに捉えられたり、


ご自身でも、

頑張らないとと、

無理をしがちです。



ご自分のつわりと

他人のつわりを比較しないでください。


症状も、

程度も様々です。


ご自分の体と心と、


そして、

胎児に耳を傾けて、

正直に聴いてみてください。


悲鳴をあげていませんか?


その声を、

無視しないでください。


誰かに助けを求めてください。


パートナー、

家族、

友人、

職場の方、


そして、

助産師に相談してください。


今の状況、

辛さを話してください。


ほんの少し休むだけで、

楽になる時があります。


ほんの少しのサポートで、

楽になることがあります。


時には、

入院をして、

点滴が必要な場合もあります。


妊娠悪阻で、

入院される方は決して珍しくありません。












あなたが、

一人で頑張り続けるよりも、


早く楽に簡単に、

解決することもあります。


はっきり言って、

パートナーは、


あなたが頑張っていると、

なかなか気づいてはくれません。


できるのだと

勘違いしてしまいます。


あなた自身があなたのことを

大切にしてください。


妊娠中は、

通常の時とは異なります。


誰かに頼ったり、

甘えたりすることは、

決して悪いことではありません。


むしろ、

あなたを愛している方は、


頼って欲しいし、

甘えて欲しいはずです。


パートナーと赤ちゃんと、

三位一体でお産をしていく上でも、


今の状況と感情と、

どうして欲しいか、


どうしたいかを、

伝えていくことが大切です










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